ハーブの楽しみ方

リンデンフラワーは妊娠中でもOK?高血圧やむくみ改善に!ブレンドのおすすめはこれ

リンデンフラワー
リンデンフラワー

リンデンフラワーは、主にヨーロッパに分布しているリンデンという樹木になる、花と花を包む苞の部分です。リンデンは、「1000の用途がある木」と言われ、あらゆる部位が利用できます。
ハーブティーとして利用できるのは、リンデンフラワーと、リンデンウッド(木の部分)で、作用が穏やかなので、子供からお年寄りまで安心して使用できます。

リンデンフラワーはマスカットに似た甘い香りがし、リンデンウッドは森林の香りがします。

これらの2つは効果・効能が異なりますので、症状によって使い分けることができます。

リンデンフラワー主にストレスによる心身のトラブルに、リンデンウッド主にむくみ改善やデトックスなどに用いられています。

ほのかに優しく、好き嫌いの少ない香りのためリラックスしたいときも良いですし、生理前・生理中、更年期障害など不安定な心を緩和するお茶としての利用もオススメです。

妊娠中に飲んでも大丈夫?

妊娠中には流産、早産、低体重児の原因となるため、カフェインを控えなければならないということは一般的に広まっています。

緑茶、紅茶、コーヒーを避け、ノンカフェインでリラックス効果のあるハーブティーを選んでおられる方も多いですね。

ところで、妊娠中はどのハーブティーを選んでよいわけではなく、飲んでよいものもダメなものもあることをご存知ですか。

ハーブには流産を引き起こすものもある

ハーブティーやハーブで最も注意することは、流産を引き起こしたり、子宮を収縮させたりする原因になるものです。

お母さんが口にしたものは赤ちゃんにも届くので、やはり慎重になりたいところですよね。

妊娠中の人にとって危険なハーブティーとして、カモミール、アロエ、コルツフット(フキタンポポ)、ジュニパーベリー、ペニーロイヤル、コンフリー、バックソーン、ラブラドールティー、サッサフラス、イエロードック、ロベリア、センナなどがあげられています。

一方、妊娠中に飲んでも大丈夫なハーブティーとして、1日に2~3杯程度(だいたい、1杯が200mL程度)であれば安全なものもあります。

  • シトラスピール(柑橘類の皮を干したもの)
  • リンデンフラワー⇒妊娠授乳中には避けた方が良い
  • 生姜⇒生の生姜はOK、とはいえ、乾燥した生姜を大量に摂りすぎるのは危険です。

生姜については、妊娠授乳中のお母さんだけでなく、6歳未満の子供にも、料理の味付けや薬味に使う分には問題ない様ですが、サプリなどの食品以外の形では与えない方がいいとも言われています。

また、妊娠中は大丈夫だけど、授乳中は避けたほうがよかったり、摂取方法によっては避けたほうが良いものもあるようです。

例えば、

  • レモンバーム(ミントの仲間、メリッサ)⇒妊娠授乳中には避けた方が良い
  • ローズヒップ(野ばらの果実)⇒エキスなどはだめ

などがあります。

そんな中で、リンデンフラワーは、妊娠中でも安心してハーブティーとして飲用できるハーブのひとつです。









リンデンフラワーの効果効能

リンデンフラワーには、次のような効果・効能があります。

高血圧やむくみにも効果的?

リンデンフラワーに含まれるフラボノイドは、血流の流れをよくする働きがあるとされ、血圧を下げる働き、動脈硬化・心筋梗塞の予防に効果があるといわれています。

そのため、むくみや肩こりなどにも効果を発揮します。
また、気持ちを落ち着ける作用が、イライラやストレスによる動悸にも役立つでしょう。

リラックスしたいとき

リンデンフラワーのほのかに甘い香りは、癒しの効果があり、精神的ストレスを感じているときや、気持ちが不安定なときに飲むと、心を穏やかにしてくれるでしょう。

優しい香りですので、生理前のイライラや更年期障害など、心が不安定な状態の時にもオススメです。

緊張や不安で眠れないとき

リンデンフラワーは、別名「グッドナイトティー」とも呼ばれ、安眠用としてもよく利用されています。

心配事で悩んでいたり、なかなか寝付くことができない時に飲むと穏やかな気分になれるでしょう。

いらいら、ストレスを和らげたいとき、ストレス性の胃腸トラブルに

リンデンフラワーはストレスが原因となる体調不良に有効とされていますが、その中でも腹痛や下痢、胃酸過多、ガス貯留など、ストレスで胃腸の調子を崩しやすい方は毎日1杯ずつ飲んでみましょう。

冷え性・発熱時に

ストレスにる血行不良のとき、自律神経のバランスの乱れによる冷えにも効果があります。血管を拡張させ血流を良くし、体を温めて汗を出すことで熱を下げ、風邪やインフルエンザなどにもよく利用されています。

そのほか気管支炎にも用いることもあるようです。









ハーブティーのブレンドでおすすめはこれ!

リンデンフラワーティーは、ほとんどくせの無いハーブティーです。そのまま飲んでもおいしくいただけますが、他のハーブティーとブレンドしても邪魔をすることがありませんので、その日の体調や気分でいろいろなハーブと組み合わせて楽しむのもいいですね。

リラックスして安眠に

ラベンダーの香りとも良く会いますし、中国茶と合わせてもおいしくいただけます。

  • リンデンフラワーティー+山茶花(サザンカチャ)+百合花茶(ユリハナチャ)
  • リンデンフラワー+ラベンダー
  • リンデンフラワー&玫瑰花茶(メイクイハナチャ)









風邪のひきはじめ&安眠に

 リンデンフラワー+ジャーマンカモミールレモングラス

リラックスしたいときに

 リンデンフラワー+レモンバーム

消化を促進。食後のお茶に

 リンデンウッド+ペパーミント+ローズレッド

体内の老廃物を排出。ダイエットに

 リンデンウッド+ペパーミントレモングラスローズマリー

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まとめ

リンデンフラワーの香りは、特に癒しの効果に優れ不眠時精神的な緊張不安イライラを取り除いてくれます

また、発汗利尿作用に優れ、風邪高血圧などに用いられます。

リンデンフラワーは幅広い年齢層で愛飲いただけるので、子供でもOKなハーブティーのひとつです。

お子さんと一緒にハーブティーでティータイムなんて素敵ですね。
ただ、小さいお子さんに飲ませる場合は、お茶を薄めにいれることをおすすめします。また、一度に大量に飲まないように注意してくださいね。