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レモンの木の育て方!地植えで育てる方法と適した時期はいつ

レモンの木地植えの育て方

爽やかな酸味のレモン。紅茶に浮かべたり、料理の風味付けに使ったりと様々な場面で使うことができる、身近なフルーツですよね。

ビタミンCが豊富なことでも有名なレモンは、実は自宅で育てることもできるんです。自分で使うレモンを自分で育てる…理想ですね。

今回は、レモンの木の特徴や地植えで育てる方法についてご紹介していきます。レモンの木を育てるときにぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

レモンの木の特徴

まずは、レモンの木についてみていきます。

レモンの木は、ミカン科ミカン属の常緑低木です。樹高は3mほどにまでなり、枝にはトゲがあります。育てるときには、トゲに注意が必要ですね。

地植えでも鉢植えでも育てることができる、育てやすい植物です。ほとんど農薬を使わなくても作れるので、自家栽培にぴったりの果物ですよ。

寒さに若干弱く、冬は-3℃を下回ると冬越しが難しくなってしまいます。また、雨にも弱いので、梅雨の時期や秋の雨が多い季節は注意して育てましょう。

収穫時期は品種により少し異なりますが、一般的には12~3月です。開花後約半年ほどで成熟します。

花は四季咲き性なので年に3回開花し、秋果、冬果、春果をつけます。毎回実をつけさせるには、実を大きくする力が足りなくなってしまいます。そのため、通常は冬果を収穫とし、他の時期は花を観賞後摘み取るようにするのがオススメです。

レモンの木は自然受粉してくれるので、人工授粉は必要ありません

苗木を購入するときは、葉が多く葉の色が濃い、枝が多く主幹が太い、そしてできれば1年以上経っている苗がいいですよ。レモンは2年目以降に実が付くので、1年経っていない苗には実はつきません。

早く収穫したいときには、2年以上たった苗木を選ぶと良いでしょう。

レモンの木を地植えで育てる方法

レモンの木は地植えにすることで、収穫量が増える、植え替えがいらない、水やりが少なくて済むなどのメリットがあります。

一方、収穫期までが長い、寒さ対策が大変、大木になりやすいというデメリットもあります。メリット、デメリットを考慮しながら、地植えにして楽しむのもいいですね。

まず、レモンの木を地植えで育てるには、風が当たらない暖地で育てる必要があります。レモンの木にはトゲがあります。風が強いとそのトゲで実を傷つけてしまう可能性があるので注意しましょう。

また、日光を好む植物ですので、日当たりの良い場所へ植え付けるようにしましょう。

用土は、有機物が多いものが選びます。牛ふん堆肥や石灰を混ぜ込むことで有機物が多くなります。特に牛ふん堆肥は、窒素、リン、カリウムの三大栄養素がバランスよく入っているのでおすすめですよ。

水やりは2年目以降は基本不要ですが、夏場に乾燥が続く場合は水やりをしましょう。1年目は根が定着していないので、定期的におこなったほうが良いでしょう。

冬には敷き藁などをして、霜がつかないようにする必要があります。霜よけと寒さ対策を忘れないようにしましょうね。

肥料は、3月に有機肥料即効性化成肥料を元肥として混ぜ込み、6月と11月には即効性の化成肥料を追肥としてやりましょうね。

レモンの木の地植えに適した時期は

レモンの木の地植えの植え付け時期は、春の3~4月が適期です。植え替えも同じ時期におこないましょうね。

実が付いている苗を購入した場合は、収穫後、春を待ってから植え付けるのが良いでしょう。

植え付けは、日当たりと水はけがよく、風通しの良い場所におこないましょう。冬に寒風が当たらない場所に植えつけておくと、寒さ対策がいくらか楽になりますよ。

苗木は、直径40cm、深さ40cmの穴を掘り植え付けます。盛り上げた土には、半量の腐葉土を混ぜ込みます。また、その半分の量の油かす、そして1kgの牛ふんか鶏ふんを混ぜ込みましょう。

腐葉土などを混ぜ込んだ土を2/3量ほど、苗を植える穴に戻してから苗を植え付けます。

植えつける前に、苗木をポットから出して、根を半日ほど水につけて十分に濡らしておきます。苗木の根鉢を崩し、根を放射状に広げて穴の中央に置き、土を戻していきます。接木部は土に埋まらないように、浅く植えつけましょうね。

根がしっかりと張るまでは、支柱をして倒れないようにしておきましょう。水をたっぷりと与えれば植え付けの完成です。

ちなみに、剪定もこの時期におこないますよ。日当たりを配慮して剪定をおこないましょうね。

まとめ

レモンの木は、地植えで育てることができる植物です。初心者の方でも育てやすいので、挑戦してみたい場合は、挑戦してみましょう。

レモンの木を育てるときは、水はけと水もちがよく、有機物を多く含んだ用土を用いましょう。そして、日当たりがよく風が当たらない場所で管理しましょうね。

また、夏に用土を乾か無いよう注意し、年間を通して肥料を切らさないように管理します。そうすると、花が咲いて実が付きやすくなりますよ。

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