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ポインセチアの育て方!屋外でも育つ?春や夏の管理と冬越しの方法も

ポインセチア育て方や管理方法

ポインセチアは赤色と緑色のコントラストが特徴的な植物で、日本ではクリスマスの定番としてよく知られています。

葉の色が鮮やかでクリスマスの時期になると出回っているので、一度は見たことがあるかもしれません。

ポインセチアを買って育ててみたけれど、葉が赤くならなかったり冬を越せなかったということも多くあるようです。

今回は、ポインセチアの育て方や春、夏の管理について、また冬越しについてご紹介します。

目次

ポインセチアの育て方

ポインセチアは日本ではクリスマスによく出回っていますが、本来はメキシコ原産で寒いのが苦手な植物です。

一般的には苗で売られているので、苗から育てます。植え付けは4~5月におこないましょう。土は観葉植物用の土か赤玉土(小粒か中粒):腐葉土:ピートモスを6:3:1の割合で混ぜたものを使いましょう。

2年目以降は同じ時期に剪定もおこなうようにしましょう。剪定は7月頃までにおこなうとポインセチアの株が弱りにくくなります。

挿し木で増やす場合は、5~7月または9~10月に挿し木をおこないます。

4~10月は土が乾いたらたっぷりと水やりをし、月1で化成肥料を置き肥として与えましょう。花が咲いてからは月に3回ほど液体肥料を与えると良いでしょう。

ポインセチアの生育には20~30℃の気温が必要です。春~秋は日当たりの良い屋外で管理すると良いでしょう。10月下旬頃からは、室内で管理をし10℃以上になるようにガラス越しの日光などに当たるように管理しましょう。

室内で管理している間は肥料は与えなくて大丈夫です。また、水やりは土が乾いて3~5日空けてから水やりをしましょう。

ポインセチアの鮮やかな赤色を出すには、短日処理という処理が必要です。短日処理とは、9~10月に日光に当てる時間を一日12時間以下にすることです。

段ボールなどでポインセチアを鉢ごと遮断します。1か月半~2か月ほど、15時~朝の7時ごろまで遮断しておくのがおすすめです。

この短日処理をおこなうことで、ポインセチアの葉の一部である苞が赤く色づき花芽がつきやすくなります。

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屋外でも育つ?

ポインセチアは寒さに弱い植物です。

春から秋までは外で育てることはできますが、冬は屋内で管理するようにしましょう。10℃以下になると枯れてしまうこともありますので、15℃くらいを目安に室内に入れるようにするといいですね。

玄関など、床が冷えやすいところは避けるようにしましょう。

春や夏の管理と冬越しの方法も

ポインセチアの春や夏の管理はどのようにすればよいでしょうか。

まず、水やりをしすぎないようにしましょう。ポインセチアは乾燥気味を好む植物なので、土が乾いたのをきちんと確認してから水やりをおこないましょう。

水をあげすぎてしまうと、根腐れの原因にもなるので気を付けましょう。

また、日光によく当てることもポインセチアの管理で大切なことです。日光に当てることで葉が大きくなり株自体も元気になります。

直射日光に当ててしまうと葉焼けしてしまうので注意するようにしましょう。

夏は暑さにも注意が必要です。気温が28℃以上になるとポインセチアは芽とびしてしまいます。芽とびとは、脇芽が出なくなってしまうことです。

ですから暑い日の11~15時には日陰に移してあげるようにしましょう。また、4~5月にきちんと剪定をおこなうことでも、芽とびの予防になります。

ポインセチアは寒さに弱い植物です。冬の管理には気を使ってあげると良いでしょう。

水やりは夏以上に減らすようにしましょう。4~5日に1度でも平気です。土が乾いたのを確認してから3~5日ほど開けて水やりをしましょう。

また冬越しをするときも日光によく当てるようにします。9~10月におこなう短日処理でポインセチアは日光に当たる時間が急激に減ってしまいます。

ですから日を当てている昼などはよく日光に当ててあげるようにしましょう。

しつこいようですが、ポインセチアは寒さに弱い植物です。ですから冬の気温や温度には注意しましょう。

冷たい風に当たると葉が変色してしまいますし、霜が降りてしまうと葉が落ちてしまいます。ですから気温が15度を下回るようになったら、室内で管理するようにしましょう。

室内は15℃以上に保ち、冷暖房が直接当たらない場所で管理します。また、物や人が当たってしまうと葉が変色してしまいますので、なるべく物の少ないところに置くようにしましょう。

ポインセチアの幹や葉から出る白い汁には、微量ですが毒があります。お子様やペットが誤って口にしないよう、手の届かないところに置いて管理するようにすると良いでしょう。

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まとめ

ポインセチアは日本ではクリスマスの時期に出回ることが多い植物ですが、寒さに弱い植物なので、冬越しは室内でおこなうようにしましょう。

生育気温は20~30℃ですが、28℃を超えると脇芽が出なくなってしまうことがあります。暑すぎるときには日陰で管理するなどして対処するようにしましょう。

冬は15℃以下になると株が弱り枯れてしまいます。15℃を下回る時期になったら室内で管理するようにしましょう。

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