赤い色と酸っぱさが特徴のローズヒップティー ですが、肌に良いとは聞くけれど実際どのような効能があるのか気になりませんか。
また、ハーブティーではあるけれど妊娠中は飲んでも大丈夫なのか心配だったりしますよね。
ここでは、ローズヒップティーの効能や、ローズヒップの実について、また妊娠中にローズヒップティーを飲んでも良いのかどうか、まとめてみました。
ローズヒップの効能
ローズヒップというと、肌に良い、美肌効果があるということはどこかで聞いたことがあるかもしれません。
しかし、ローズヒップの何が美肌効果に関わっているのでしょうか。
ローズヒップには、ビタミンやミネラルなどの栄養素が多く含まれています。
中でも「ビタミンCの宝庫」と呼ばれているように、ビタミンCがとても多く含まれています。
ビタミンCは、ローズヒップ100g中にレモンの20倍ほどの量が入っています。
そして、このビタミンCですが、普通ビタミンCは熱に弱く、野菜などからとるには生で食べなくてはいけないなどと聞くことがあると思います。
しかし、ローズヒップに含まれているビタミンCは、同じくローズヒップに含まれているビタミンPの補助作用により、熱でも壊れにくくなっているので、効果的にビタミンCをとることができます。
このビタミンCが美肌に効くというわけです。
しみをできにくくしたり、ニキビや吹き出物にも抗炎症作用などが働きかけてくれます。
他にも肌によいとされているビタミンAやビタミンEもローズヒップには含まれていますので、美肌効果があるといえるのです。
実をそのまま食べられる?
ローズヒップティーが美肌に良いのは確かなのですが、お茶を飲んだだけでは、ローズヒップの栄養をすべてとることはできません。
ローズヒップの実こそ、豊富な栄養が含まれています。
お茶を出した後の実にも、まだ半分以上の栄養素が残ってると言えるのです。
中でも、美白効果のあるビタミンEはほぼ100%が実に残ったままといえるのです。
ですから、美肌効果をバッチリ得るためには、お茶だけではなく実も食べることが重要です。
しかし、ローズヒップの実をそのまま食べるには少し硬いかもしれません。
ですから、お茶を出したあとの実を食べると程よく柔らかくなり食べやすくなります。
また、実だけをそのまま食べるのは少し苦手だなと感じる方にオススメの食べ方があります。
それは、お茶を出した後のローズヒップの実をハチミツに漬けて、ジャムのようにして食べる方法です。
この食べ方だと、ローズヒップの酸味も和らぎますし、ジャムのようにパンやヨーグルトなどと一緒に食べることもできます。
妊娠中も安心なその理由とは?
妊娠中は飲み物にも気を使う必要がありますが、ローズヒップティーは妊娠中の方でも安心して飲むことができます。
ローズヒップティーはハーブティーですのでノンカフェインですし、子宮収縮作用もありません。
また、ローズヒップティーを飲むことで、ホルモンバランスを整えることができたり、免疫力を高めてくれるので風邪予防にもなります。
他にも、貧血やめまいを防止してくれる作用や、吐き気などを和らげてくれるので、妊娠初期のつわりの時期などにオススメです。もちろん、妊娠中期、後期の方も安心して飲むことができます。
ローズヒップティーにはリラックス効果もあるのでゆっくりと落ち着きたい時などに、1日3杯ほどを目安に、毎日飲むと効果がより得られやすくなります。
もちろん、実も一緒に食べるのも忘れないようにしてくださいね。
まとめ
ローズヒップは肌に良いとよく聞きますが、そう言われている通りビタミンCやビタミンEなど、美肌効果に役に立つ栄養素がたくさん入っています。
また、ローズヒップティーは、酸味がありすっきりとした味が特徴ですので、胃のむかむかを和らげる効果などもあります。
そして、妊娠中の方も安心して飲むことができますし、とても嬉しい効果が沢山あります。ビタミンやミネラルなどの栄養補給にも役に立ちますので、妊娠中だけどハーブティーが飲みたいという方はぜひ、ローズヒップティーを飲んでみてください。
ローズヒップティーを飲んだ後の実にもまだまだ栄養素がたくさん残っていますので、ハチミツ漬けなど食べやすい方法で取り入れるようにしましょう。
ローズヒップを丸ごと摂取することで、より美肌を目指しましょう。
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