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リトープスの徒長の直し方!手術って?花の時期や花がら処理の方法も

リトープスの徒長の直し方

冬型の多肉植物、リトープス

形や色の種類が豊富で個性があるので、いくつ育てても楽しめる植物ですよね。

また、植物とは思えない美しさから「生きる宝石」とも呼ばれているんですよ。

リトープスは日光が好きな植物ですが、日光不足をおこすと徒長してしまうこともあります。リトープスの徒長は直せるのでしょうか。

今回は、リトープスの徒長の原因や直し方、花の時期、花後の処理について詳しくご紹介していきます。

目次

リトープスの徒長の直し方!手術って?

リトープスが徒長してしまい、そのまま放っておくと、脱皮した後の新芽も徒長してしまいます。

場合によっては、うまく脱皮ができずに、内部から腐って枯れてしまうこともあります。

そうならないためにも、徒長はできれば避けたいですよね。

リトープスの徒長の原因には、どのようなことがあるのでしょうか。

徒長の原因で一番多いのは、水のやりすぎです。

リトープスは乾燥気味に育てたほうが良い植物です。夏場は休眠期に入るため、水分はほとんど必要としません。

また、11~12月の冬は生育期ですが、過剰な水やりをしてしまうと、徒長しやすくなるので気を付けましょう。

水やりは、土が乾いてからおこなうのを基本に、きちんと様子を見ながらおこなっていきましょう。

夏場は水やりはせず、葉水を月に1~2回与えるといいでしょう。

室内で育てることが多いリトープスですが、日照不足も徒長の原因になってしまうので、注意が必要です。

日当たりが良い場所に置いて管理するようにし、水やりは控えめにすることで、徒長が改善されますよ。

夏場の直射日光は光が強すぎるので、遮光などをしましょうね。

リトープスの徒長は、先天的な原因がある場合もあります。種類や品種によって、徒長しやすいものもあるんですよ。

ノーリニアエ、青磁玉、繭型玉、オリーブ玉、李夫人などは徒長しやすいので、日ごろの管理にも気を付けて管理していきましょう。

肥料を与えると徒長しやすい、という品種もあります。

リトープスは肥料がなくても育てられる植物です。肥料をあげても大丈夫ですが、緩効性の肥料を少量、与えるようにするといいですね。

適した水やりをしているのにリトープスが徒長したり、葉がぶよぶよしている場合は、根が傷んでしまったのかもしれません。

根が傷んだ場合は、早めに植え替える必要があります。傷んでいる根をしっかりと取り除き、新しい土へ植え替えるようにしましょうね。

あまりにも大きく徒長してしまった場合には、手術といわれる手法もとることができます。

この方法は、親株を犠牲にして子株(新芽)を救出するという方法で、失敗する可能性もあります。

株が回復できるかはなんともいえないので、自己責任でおこなうようにしてください。

手術の方法としては、まず株を触ってみて、新芽の有無を確認します。

やや硬い感触があったら新芽がある証拠です。新芽がない株では手術はできないので、その場合は水やりと日当たりで徒長を改善しましょう。

カッターを火であぶって消毒し、新芽の頭の上あたりまで、上から切っていきます。

切ったところから慎重に開いていくと、中から新芽が見えてきますよ。切り裂いた親株は取りのぞかずに、枯れるまで放置しておきましょう。

カッターで切った部分は、リトープスにとって傷口になってしまっている状態です。傷口が完全に乾くまで、水に濡れないように注意しましょうね。

新芽は切り開いた親の葉の水分で生長するので、親の葉がカラカラになるまで水やりは不要ですよ。

リトープスの花の時期はいつ頃?

リトープスの花は、10月~2月頃、球状の葉の間から花芽を伸ばして花を咲かせます。

葉の下に短い茎があるため、花の間から出てくるように咲くんですよ。

時間的には明るくなると花が開き、夕方や暗い時には閉じます

環境により異なりますが、3~5日ほど咲き続けますよ。

花の色は白、黄色、ピンクや赤などがあり、タンポポやガーベラなどのキク科の植物のような形をしています。

キクのような形をしていることから、「イシコロギク」という別名もついているんです。

黄色の花が咲く品種は、やや早めに開花する性質があります。

リトープスの花がら処理の方法も

脱皮した皮については、自然にとれるのを待つのが基本です。

しかし、花がらや枯れた花茎は、キレイに取り除くようにしましょう。

そのまま花がらを残しておくと、株にシミができてしまうこともあります。また、湿気ったまま果実が腐敗病につながることもあるので気を付けましょうね。

種を収穫したい場合は、果実ができるまで花がらは摘まないで放置しましょう。

花が終わってから、ぷっくりとした実ができている場合は、種を採取することができます。種は、実がや色くカラカラに乾いてから取り出しましょうね。

まとめ

リトープスは、徒長すると中の新芽まで徒長してします。

できるだけ徒長しないように、水やりと日照不足には気を付けるようにしましょう。

徒長してしまっても、適正な管理をすることで多少改善されることもあるので、手術は最後の手段にしておいてもいいかもしれませんね。

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