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アニスヒソップの効能!アニスやヒソップとの違いは?種からの育て方も

アニスヒソップの効果と育て方
アニスヒソップの効果と育て方

アニスヒソップというハーブはご存じですか。

ヒソップと名のつくアニスヒソップですが、ヒソップとは別の種類のハーブです。

サラダや焼き菓子などお料理などにも使われるアニスヒソップですが、どのような効能があるのでしょうか。

また育て方にコツや注意することはあるのでしょうか。

今回は、アニスヒソップとはどのようなものか、効能、アニスやヒソップとの違い、そしてアニスヒソップの育て方やポイントなどについてご紹介します。

アニスヒソップとは

アニスヒソップとはどのようなハーブなのでしょうか。

アニスヒソップはシソ科の植物で、草丈は60〜100cmほどです。

花の時期が6〜8月と長く、赤紫色ふじ紫色青紫色白色のまっすぐな穂のような花を咲かせます。

茎はかためで直立して、葉は先がとがった卵形の葉をしており、アニスのように甘くスパイシーな香りがします。

カナダやアメリカが原産で、北米の先住民はのどの薬としてアニスヒソップを内服していました。

花は蜜が多く蝶やミツバチが集まりやすく、ミツバチが蜂蜜を集めるための植物とされる蜜源植物や、蜂を育てるために必要な植物とされる養蜂植物としても知られています。

セリ科のアニスに香りが似ているために、アニスヒソップと名付けられました。ヒソップと名前についていますが、ヒソップとは遠縁の別の植物です。

アニスヒソップの生葉は刻んで焼き菓子に加えたり、花はサラダやデザートなどに使われます。

またハーブティーとして、そしてポプリとしてなど様々な利用方法があります。









アニスヒソップの効能

 
 
 
 
 
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アニスヒソップは、原産の北米先住民がのどの薬として内服していたように、咳止めとしての効果があるハーブです。

風邪の初期症状の緩和などにも役に立ちます。

また疲労回復効果や、胃を丈夫にする作用などもあることが分かっています。

ストレスによる胃酸の過剰分泌による胃痛や、消化不良による胃痛にも効果があります。

花や葉を、ハーブティーやサラダなどで摂ると風邪の引き初めや、胃の不調による食欲不振などにもよいかもしれません。









アニスやヒソップとの違いは?

アニスヒソップは、アニスやヒソップと混同して間違えてしまいそうなネーミングですが、実際にはアニスやヒソップとはそれぞれ違う植物ですね。アニスとヒソップの違いについて比較してみました。

アニスヒソップ

アニスヒソップはシソ科の多年草で、漢方薬や香辛料として使われています。

カナダ〜北米原産で、草丈は50〜100cmほどになります。

赤紫色や青紫色、白色の小花を穂のように咲かせるのが特徴です。

原産国の先住民は、のどの薬として内服していました。

アニス

アニスはセリ科の一年草で、香料や薬草として使われています。

原産アナトリア半島やギリシア、エジプトなどの地中海東部で、草丈は50cmほどです。

種のように見える果実をアニシードと呼び、香辛料として使用されています。

5月頃に白い小花を咲かせます。

古代エジプトではミイラを作る時の臭い消しとして、そして古代ギリシアでは母乳の分泌を促進するとして使用されていました。

ヒソップ

ヒソップはシソ科の多年草で、半樹木と呼ばれる種類です。

ヨーロッパ南部〜西アジアが原産で、草丈は60cmほど、葉は細い長方形の形をしています。

梅雨から夏にかけて、青紫色やピンク色、白色などの小花を穂のような咲かせます。

中世からスープやピクルスの苦味として、また肉や魚の臭み消しとして使われていました









種からの育て方も!

アニスとヒソップとの違いが分かったところで、今度はアニスヒソップを種から育てる方法をご紹介します。

種まきは春か秋におこないましょう。寒冷地では春に種をまくのがオススメです。

アニスヒソップは好光性種子なので、覆土(ふくど)はあまりしないようにしましょう。

育苗箱に土の表面にばらばらとバラまきし、発芽させます。

土は水はけと水持ちが良い肥えた土を使うようにすると、元気に育ちます。市販の草花用培養土でも大丈夫です。

間引きながら本葉が4〜5枚ほどまで増えたら、腐葉土を多めにすきこんだ土の、場所は日向か半日陰の場所に植え付け定植させましょう。

水やり庭植えの場合は夏の晴天続きの時などはおこなうようにしますが、あげすぎには注意しましょう。3日に1回程度が目安です。

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら水やりをおこないます。

春に摘芯を数回おこなうと葉が茂りやすくなります。やりすぎてしまうと、花づきが悪くなるので気をつけながら摘心しましょう。

成長期には、養分を切らさないように肥料を与えるようにしましょう。元肥としてゆっくりと長い期間に効き目が発揮される、緩行性(かんこうせい)の液体肥料を、追肥として固形肥料を与えるといいですね。









まとめ

アニスヒソップはアニスやヒソップと名前についているため、混同されやすいハーブですが、アニスともヒソップとも別の種類のハーブです。

現代では料理に使われることが多いアニスヒソップですが、咳止めの効果なども期待できますね。

生の葉をサラダの香り付けとして使ったり、ハーブティーとして生活に取り入れることができます。

また穂のような花はポプリとしても人気があります。

比較的丈夫な植物で、初心者の方でも育てやすいハーブですので、ぜひ育ててみてください。

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