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つるバラ・クレアオースチンの育て方!失敗しない剪定方法も

クレアオースチンの育て方

つるバラ・クレアオースチンはイングリッシュローズの白バラの一種です。つる性のバラで、観賞用として育てられることが多い植物です。

バラは育てるのが難しいのではないか、と考えるかもしれませんがクレアオースチンは初心者向けのバラと言われていて、育て方もあまり難しくないのが特徴です。

今回は、つるバラ・クレアオースチンとはどのような植物なのか、育て方について、また失敗しない剪定の方法をご紹介します。

目次

クレアオースチンとは

クレアオースチンとはイングリッシュローズの中でも白い花をつける種類です。レモン色がかったつぼみから徐々に大きな花が咲き、カップ咲きになります。クリーミーホワイトのカップ咲きの花の大輪へと開いていきます。

シモツケ、バニラ、ヘリオトローブの香りがほんのり混じった強いミルラの香りがします。香りがあるバラということで、人気もあります。花びらは円状にきれいに並んでいて、中心部分が少し品よく崩れた感じになります。

しなやかな枝先に花をつけるので、花は下向きにうなだれて咲くことが多いです。開花は5月中旬~6月中旬で、つる性のバラのためアーチやオベリスク、フェンスなどの構造物に誘引して観賞します。

強健で病気にも強いため、初心者の方でも比較的育てやすいバラと言えます。

原産は、アジア、ヨーロッパ、中近東、北アメリカ、アフリカの一部でどんな環境でも咲きやすいといえます。

初心者もできる!クレアオースチンの育て方

クレアオースチンは強靭で病気もしにくいため、初心者の方でも育てやすいバラです。

クレアオースチンの土の配合

鉢植えでも庭植えでも育てることができますが、鉢植えの場合は赤玉土(小粒):堆肥を7:3の割合で混ぜたものを使いましょう。バラの専用用土でももちろん大丈夫です。

庭植えで育てる場合は肥よくで水はけのよいところで育て、条件を満たしていない場合は植え付けの前に堆肥を多くすきこんで土壌を改良しておきましょう。

クレアオースチンの最適な植え付け時期

植え付けは大苗の場合は11~2月、新苗は5~6月におこないます。鉢苗は真夏以外であればいつでも大丈夫です。

鉢植えで育てる場合は、1年に一度、12~2月に植え替えをおこなうようにしましょう。

クレアオースチンの水やりのコツ

水やりは土の表面が乾いたらたっぷりとおこないます。庭植えの場合は基本的に水やりは不要ですが、真夏など雨が少なく乾燥しているときにはたっぷりと水やりをしましょう。

クレアオースチンの管理方法

クレアオースチンは日当たりと風通しの良い場所で管理しましょう。風通しの悪いところで管理するとうどんこ病などの病気にかかることがあるので気を付けましょう。

クレアオースチンに追肥は必要?肥料の種類や時期も

鉢植えは生育期には液体肥料や固形肥料などの置き肥を定期的におこないます。冬は固形肥料を寒肥としておこないます。

庭植えでも冬は鉢植えと同じく発酵油かすなどの固形肥料などを施し、若い株は花の後にも追肥をおこなうと効果的です。

5月の開花後から花が咲き終わるたびに、花がら摘みをおこなうようにしましょう。開花後は伸びた枝の1/3程度を目安に切り戻しましょう。

1年目は株に力がなく、樹勢が低くなりがちですが2年目以降は樹勢も強くなります

クレアオースチンの失敗しない剪定方法

クレアオースチンは12月~1月に剪定をおこないましょう。

剪定をおこなうのは、クレアオースチンのようなつるバラはシュート(若い枝)の先端部分のほうに花が充実しやすいという特徴があるためシュートの長さを変えて全体的に花がつくようにするのが目的です。

12~1月に剪定をおこなうときには元の高さの1/2の高さになるように、夏に剪定をおこなうときは2/3程度の高さまで選定します。

剪定は誘引と同時にやると一石二鳥

枝と花を誘引しながら剪定するようにしましょう。誘引できる長さの枝は最後まで残して花芽がないところに誘引していきましょう。

まずは、花つきが悪い古枝を切り取ります。古い枝でも花をつけることはあるので、新芽が若いかどうかで判断するようにしましょう。

次に太い枝から細い枝の順番で枝を誘引していきます。誘引しながら剪定をおこないます。2芽残して剪定するようにし、葉は病害虫がついていることもあるため摘み取っておくようにしましょう。

まとめ

クレアオースチンはイングリッシュローズの白バラです。つる性のバラのため、アーチやオベリスクなどの構造物に誘引して観賞します。

初心者の方でも育てやすく日当たりと風通しの良いところを好みます。風通しの悪いところでの管理は、病害虫の原因になりますので気を付けるようにしましょう。

剪定は枝や花を誘引しながらおこなうと、全体の見栄えが良く失敗しにくくなります。花がつく場所を考えながらおこなうと良いでしょう。

1年目はなかなか樹高も低く花も付きにくいかもしれませんが、2年目以降はこれでもかというくらい花つきが良くなります。花が多くつくのは2年目以降だと思って育てたほうが良いでしょう。

病害虫にもかかりにくいバラですので、つるバラ・クレアオースチンのある生活を考えてみるのはいかがでしょうか。

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