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ユーカリポポラスは耐寒性があるの?育て方の注意点と剪定や挿し木のやり方も!

ユーカリポポラスは耐寒性があるの?

生育が旺盛で、庭で地植えにするととても大きくなることもあるユーカリポポラス。

ユーカリポポラスは鉢植えでも地植えでも育てることができる植物です。

ユーカリポポラスを庭に植えると気になってくるのは、そのままでも冬越えができるのかということではないでしょうか。

そこで今回は、ユーカリポポラスに耐寒性があるのかどうか、育てる時の注意点、そして、剪定の方法の種類や挿し木での増やし方についてわかりやすくご紹介します。

目次

ユーカリポポラスは耐寒性があるの?育てる時に注意することは?

ではまず、ユーカリポポラスが耐寒性があるのかどうか、そして育てる時に注意することについて見ていきましょう。

耐寒性

ユーカリポポラスはオーストラリアなど暖かい地域で育てられている印象が強いかもしれませんが、耐寒性にも優れています。

なんと-6℃ほどまでの耐寒性があるのです。

しかし、同じユーカリでも品種によっては寒さに弱いものもありますので、気をつけるようにしましょう。

ユーカリポポラスは葉を紫色に紅葉させながら冬越えをします。

は水を吸い上げる力がとても弱くなるユーカリポポラスですので、水やりは控えめにおこないましょう。

育てる時の注意点

ユーカリポポラスは生育が旺盛ですので、どんどん大きくなっていきます。

しかし、根が浅いため強風がふくと倒れてしまうことがあります。支柱をしても限界がありますので、1mほどの高さに剪定しキープしておくと良いでしょう。

1mほどの高さだと管理もしやすく、程よく風に揺れるユーカリポポラスも楽しむことができるのでオススメです。

またユーカリポポラスは、鉄分不足を起こしクロロシスという症状が出てしまうこともあります。

クロロシス色素不足のことで、葉緑体が抜けて白くなってしまったり、黒いぶちが見られることがあります。

このクロロシスは病気ではありませんが、クロロシスになってしまうと病害虫はの耐性が低くなってしまい貧弱になってしまいます。

もしクロロシスになってしまった場合は、鉄分補給をする栄養剤を与えると改善します。

ユーカリの剪定の方法

ユーカリポポラスは管理しやすくするためにも剪定をしておく必要があります。

剪定をすることによって、管理のしやすさだけではなく形を綺麗に整えることができたり、害虫の発生枯れを防ぐことができます。

ユーカリポポラスの剪定方法は大きくわけて2種類あります。

まず、透かし剪定というものですが、これは3〜5月または9〜10月おこなうのが一般的です。

透かし剪定は伸びすぎている枝や混みあっている枝を剪定し適度に透かす剪定です。この剪定をすることで、日当たりや風通しをよくし、間延びしにくくなります。

透かし剪定をする時は、枝を減らすのではなく葉を減らすようなイメージでおこないましょう。
枝分かれしている部分や、枝の付け根の部分でカットするのがコツです。

もうひとつの剪定方法は摘芯というものです。

摘芯は大きくなりすぎないようにするために枝先にある新芽をカットすることです。

植物は基本、カットした手前の葉本から枝分かれして育っていきます。摘芯をすることで、新芽の手前の葉本からどんどん枝分かれし、こんもりと育つようになります

どちらも全体のバランスを見ながらおこなうようにしましょう

挿し木で増やすやり方も

ユーカリポポラスを剪定して切り落とした枝は、挿し木として使い増やすこともできます。

挿し木で増やす場合は6〜7月頃の気温が適温です。

まず、剪定して切り落とした枝、または剪定のために新しい枝を10〜15cmほどに切り落とした枝を用意します。

余計な水分が蒸発しないように、枝の先の葉を2〜3枚だけ残し他の葉を取ります。

枝の切り口を一晩ほど水につけておきます。その間にビニール製の鉢に用土を入れておきましょう。

一晩水につけたユーカリポポラスをいよいよ用土に挿します。ユーカリポポラスを挿す前に土を湿らせておきましょう。

鉢の中の湿らせた土に割り箸などで穴を開けます。枝を土に挿し倒れないように指先で土を軽く押さえます。

ユーカリポポラスの根がつくのは30〜50%なので多めに挿し木をしておくのがオススメです。

挿し木をしたユーカリポポラスは、水やりを欠かさず土が乾燥しないように注意し、明るい日陰でしばらく管理しましょう。

2〜3ヶ月ほどで新芽と根が出てきたら新しい鉢や庭に植え替えをおこない完成です。

まとめ

ユーカリポポラスは庭に地植えにしても、冬越えをおこなうことができます。

-6℃よりも寒くなる地域だとかれてしまう可能性もあるのでマルチングなどをして寒さを防いであげるのがよいかもしれません。

育てていく時には強風に注意し、鉢植えの場合は風が強い日は室内に入れてあげるようにしましょう。

剪定を定期的におこない管理がしやすいようにし、剪定でカットした枝でユーカリポポラスをもっと増やすのもいいですね。

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