ルッコラを育てたいけれど、何からやればいいのか分からないと困っていませんか?
ルッコラは種から意外と簡単に育てることができます。また、収穫をし続ける方法もあるのです。
ここでは、ルッコラを種から育てる方法から長期に渡って収穫する方法、また水耕栽培でルッコラを育てる方法をまとめてみました。
ルッコラを種から育てる方法
ルッコラを種から育てたいという場合は、どのようにすれば良いのでしょうか。
ルッコラは春に種をまくと30日〜45日ほどで、そして秋に種をまくと45日〜60日ほどで収穫することができます。
水はけの良い土を好むので、土をつくる際は赤玉土6:腐葉土3:バーミキュライト1で混ぜるようにしましょう。
そして、石灰と化学肥料をを土10Lあたりそれぞれ10g〜20g混ぜて土づくりの完成です。
土づくりは種を植える2週間前までに終えるようにしましょう。
種を植える前に水やりをして土を湿らせます。そこに種を植え、軽く土を被せたら上から軽く押さえて、種と土を密着させます。
発芽まで水やりをしっかりする必要がありますが、種が流れてしまうことがあるので、優しく水をあげましょう。
暑さや多湿に弱いハーブなので、日当たりがよく暑くなりにくい場所に置くようにしましょう。
収穫のタイミングと次々育つ収穫方法
ルッコラは成長しすぎると苦味が出てしまうので、ちょうど良いタイミングで収穫をします。
地植えの場合は20cm〜25cmほど、プランターや鉢なら15cm〜20cmほどで収穫することができます。
収穫する方法は、主な方法としては2種類あります。
ひとつは、枝元から切り取って収穫する方法です。この方法だと、収穫したら終わりとなってしまいますので、タイミングを考えて収穫するようにしましょう。
大きくなってしまったルッコラは、枝元からの収穫の方が良いかもしれませんね。
もうひとつは、必要な分だけ外葉から1本ずつ丁寧に摘む方法です。
この方法だと、内側の葉からまた次々と育っていくので長期にわたって収穫することができます。
まだルッコラが小さいうちはこの外側の葉からつむ方法で楽しむのが良いかもしれません。
もし、ルッコラを摘みすぎてしまって一度では消費できないという場合は、水に浸したキッチンペーパーでくるみ、袋に入れたものを冷蔵庫に入れます。この保存方法だと4日ほど新鮮さを保って保存することができます。
また、一度茹でて冷凍すると2週間ほどは保存できますので、覚えておくといいかもしれませんね。
ルッコラを水耕栽培で育ててみよう
ルッコラは水耕栽培でも育てることができます。
水耕栽培をすると、室内やキッチンで育てることができますし、土を使わないので土いじりや虫が苦手な方でも比較的手を出しやすい栽培方法です。
市販の栽培キットで育てることもできますが、簡単なもので手作りした栽培キットを使うこともできます。
手作りの栽培キットには、ペットボトルを使う方法があります。
- ペットボトルを上下に切り分けます。
- 切り分けたペットボトルの上の部分を口をしたにして、ペットボトルの下の部分に組み合わせます。
- ペットボトルの下の部分には液肥を、上には専用の土とルッコラを植えます。
- 土部分に水がいきやすいように、フェルトなどを給水紐として使うことをおすすめします。
また、小さいサイズのルッコラをいくつか育てたい場合は、食器洗いのかごを使うこともできます。
①食器洗いのかごに液肥を入れ、②お茶パックに土とルッコラを入れ、③食器洗いのかごに置いていく方法です。
家にあるものでキットを作ることもできますし、市販の水耕栽培キットを使うこともできますので、ぜひ水耕栽培でルッコラを育ててみるのはいかがでしょうか。
まとめ
ルッコラは種から育てて1ヶ月〜2ヶ月ほどで収穫することができます。
水やりをしっかりすることを忘れなければ、育てにくいハーブではありません。
また、15cm〜25cmほどで収穫することができますので、自宅でも楽しみやすいハーブと言えるかもしれません。
ルッコラはほうれん草も同じような要領で食べることが出来るので、料理にも使いやすいハーブとも言えます。
自分で作ったルッコラを、調理して食べるのはとても楽しみなことですね。
また、室内で簡単に育てることが出来る水耕栽培もぜひチャレンジしてみてください。
ルッコラを水耕栽培する際は、水替えをしっかり行い、飛来してくるアブラムシを取ってあげるようにしましょう。
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