スーパーマーケットの野菜売り場などで、パックに入ったルッコラを見たことがあるのではないでしょうか。
普段の料理でルッコラを使うことはないし、どのように食べればいいのか悩みますよね。
ここでは、ルッコラとはどのようなものなのか、ルッコラにはどんな栄養が入っているのか、またルッコラを使った人気のレシピをお伝えします。
ルッコラとは
ルッコラは一年草のハーブです。英語ではロケットというので日本ではロケットと呼ばれることもあります。
1年中食べることができるハーブですが、旬は春と秋で、4〜5月頃に白色〜クリーム色の花を咲かせます。
育てていく上で、病気をほとんどしないハーブなので、初心者でも育てやすく人気があります。
ルッコラはそのまま生で食べるとごまの風味がし、辛みと苦みが少しあるのが特徴です。葉っぱを生でサラダとして食べることができます。
また、おひたしや炒め物などで、ルッコラに火を通してあげると、辛みや苦みが消えるのでとても食べやすくなります。
ルッコラの種は、強壮作用があるので、ハーブティーにして飲まれることもあります。
ルッコラは栄養も豊富なので、料理などで取り入れるのはいいかもしれませんね。
ルッコラの栄養価や効能は?
ルッコラは、栄養が豊富なハーブです。
ベータカロテンが多く、皮膚や粘膜などの調子を整える働きがあります。また、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンKも入っているので、肌にハリを与えてくれます。
カリウムやマグネシウムなどのミネラルも豊富ですので、美肌効果や老化防止、アンチエイジングを期待することができます。
また、聞き馴染みはあまりないかもしれませんが、アリルイソチオシアネートという栄養も入っています。
これは、がんや血栓を予防してくれる働き、抗菌作用、胃腸の調子を整えてくれる働きなどがあることがわかっています。
日本人の二人に一人ががんにかかる、と言われているので、そのがんを予防できるのはとても嬉しい効果ですね!
他にも、グルコシノレートという栄養は、肝機能の補助をしてくれたり、解毒作用があります。
このようにルッコラには、身体に役に立つ栄養が沢山入っています。
食べると辛い?活用法やお料理など
ルッコラは、生のまま食べると少し辛みや苦みを感じるので、苦手だなと感じる方もいらっしゃいます。しかし、火を通すことで、苦みや辛みがなくなるので食べやすくなります。
例えば、ルッコラを軽く茹でて火を通し、醤油かポン酢、おかかと和えるおひたしなどは、ルッコラのごまの風味を楽しみつつ、美味しく味わうことができます。
また、ルッコラとベーコン、しめじや舞茸などのきのこ類をバターで炒めてポン酢を混ぜて出来るルッコラのバターポン酢炒めもおすすめです。
味を濃く作って、パスタと和えて食べるのも美味しいですよ。
ルッコラを生で食べたい、という方はサラダがオススメです。
まず、鶏肉を茹でて食べやすい大きさに切ります。ルッコラも食べやすい大きさにちぎります。
別の器にオリーブオイル大さじ1、レモン汁小さじ1、ゆで卵1個分をみじん切りにしたもの、おろしにんにくと塩コショウをお好みで入れて、混ぜ合わせます。
作ったドレッシングをルッコラと鶏肉に和えたり、ルッコラと鶏肉をお皿にもって上からドレッシングをかけます。
ルッコラの独特の味を楽しみつつ、ボリュームのあるサラダが食べられます。
もしルッコラが残ってしまった時は、一度茹でて冷凍庫で保存すると2週間ほどは持ちますので、覚えておくといいかもしれません。
ぜひ、試してみてください。
まとめ
ルッコラは、がん予防や老化防止、美肌効果などに役に立つ栄養がたくさん入っています。健康のため、美肌のために取り入れることができるのは嬉しいですね。
味は辛みや苦みが少しあったり、ごまの風味があったりと独特なので、好き嫌いが分かれるかもしれません。
しかし、火を通すことで辛みや苦みはなくなりますので、ぜひルッコラを積極的に料理に使ってみるのはいかがでしょうか。
ルッコラのおすすめレシピをいくつかお伝えしましたが、他にもほうれん草を使うような要領で使うと、色々な食べ方で美味しくいただくことができます。
ルッコラは料理に使うのにも、ハードルが高いハーブではないので、気軽に取り入れてみるのも良いかもしれませんね。
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