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アスプレニウムの育て方とレズリーやハリケーンなど人気の種類や花言葉も!

アスプレニウムの育て方と種類

アスプレニウムという植物は知っていますか。観葉植物の中でも歴史が古く、人気のある観葉植物なんですよ。

観葉植物というと室内で育てることができるイメージがありますが、アスプレニウムはどのように育てればよいのでしょうか。

今回は、アスプレニウムとはどのような植物なのか、アスプレニウムの育て方や増やし方、また種類花言葉についてご紹介しています。

目次

アスプレニウムの基本情報と育て方と増やし方!

まず、アスプレニウムとはどのような植物なのか見ていきたいと思います。

アスプレニウムはチャセンシダ科チャセンシダ属で、チャセンシダ科に分類されるシダ植物の総称です。ですので、品種名ではありません。原産はアジア、太平洋諸島などの広範囲となっています。

シダ植物なので、耐陰性が強く室内で育てることもできます。

暖かく湿った環境を好むアスプレニウムですが、乾燥にも強く育てやすいのも特徴です。強い直射日光に当ててしまうと葉が日焼けしてしまうことがあるので気を付けましょう。

耐陰性のあるアスプレニウムですが、日光に当たったほうが健康な株になります。室内で育てても大丈夫なので、レースカーテン越しなどで日が当たるところで管理するようにしましょう。

室内でアスプレニウムを育てるときは、エアコンの風が直接当たらないように気を付けましょう。エアコンの風に当たってしまうと、葉が傷み枯れてしまうこともあります。

日光の当たる浴室にも置くことはできますが、暑いシャワーやカビには注意が必要です。

春から秋にかけては戸外で管理することもできますが、直射日光には当てないようにしましょう。30%~75%の遮光をするのがおすすめです。遮光ネットは100円ショップでも買うことができますよ。

アスプレニウムを鉢植えにして育て、15℃程度になり寒くなってきたら室内に取り込むようにしましょう。

初夏~初秋頃までは土の表面が乾いたら水を与えます。葉がしおしおになったり弱ってくるようならば、回数を増やして様子を見るようにしましょう。

晩秋~晩春は生長が緩やかになるので、水やりを控えめにします。土の表面が乾いてから2~3日経ってから水やりをすると良いですよ。

アスプレニウムは乾燥に弱いので、冬場は葉水はこまめにおこなうようにしましょう。葉水は害虫予防にもなりますよ。

10月頃から徐々に水やりの回数を少なめにして育てていくと、株が寒さに強くなります。

アスプレニウムの葉は、大きく広いためほこりが溜まりやすいといえます。2、3日に一度程度のペースで掃除をしてあげるようにしましょう。

肥料はあげなくても問題ありません。肥料を与えると生長がはやくなりますよ。肥料をあげるときは、希釈した液体肥料を10日に1回与えるか、緩効性の置き肥をするようにしましょう。

アスプレニウムはシダ植物なので種はありません。アスプレニウムを増やすときは、葉の裏についた胞子を湿らせた水苔などにまくことで発芽させます。

葉の裏側にこびりつく茶色の胞子を刷毛やブラシで軽くこすって落とします。こすり落とした胞子を紙や新聞紙に集めておきましょう。

次に、鉢に苗床を用意します。鉢の底に赤玉土を敷き、ピートモス、バーミキュライト、軽石、ミズゴケを混ぜたものを敷き詰めていきます。

集めた胞子を苗床にまき、胞子が飛び散らないようにすぐに霧吹きで水をかけるようにしましょう。水をかけたら、鉢全体をビニール袋で包み密封します。

明るく風通しの良い場所に置いて管理すると2週間ほどで芽を出します。芽を出したら、水と薄めた液体肥料を合わせたもの与えましょう。鉢底からあふれるまであげるとよいですよ。

葉が強くしっかりと生長したら、ビニール袋を外して親株と一緒に室内や屋外で管理して大丈夫で。

もし、ビニール袋をかぶせていてカビが生えてしまったら、ビニール袋から出してしばらく風に当ててあげるようにしましょう。

アスプレニウムは株分けでふやすこともできますよ。植え替え時期は5~9月となっています。

アスプレニウムの種類

アスプレニウムはシダ植物の総称であるため、種類がいくつかあります。ここでは、レズリーとハリケーンという2種類をご紹介します。

アスプレニウム・レズリー

アスプレニウム・レズリーは葉物野菜のように見える草姿をしているのが特徴の植物です。波打った葉の先端が分岐してグリーンリーフのようになっていますが、触ると意外と固いんですよ。

ビザールプランツ(珍奇植物)に分けられる植物です。

全世界に約700種類あるチャセンシダ科アスプレニウム属の一種で、シダの仲間です。自生地のアメリカでは他の木や岩石にくっついて生活する着生植物です。

暖かく湿った環境を好むが乾燥にも強く育てやすいのも特徴です。食用ではないので注意しましょう。

アスプレニウム・ハリケーン

アスプレニウム・ハリケーンは葉が渦を巻いたように広がっていきます。真上から見ると渦を巻いていて、ハリケーンのように見えます。

タニワタリの仲間で、耐陰性が高く湿度が高い環境を好みます。

新芽は、お浸しなどにして食べることもできます。

アスプレニウムは、ご紹介したレズリーやハリケーンの他にも葉っぱが個性的なさまざまな種類があります。

お部屋の雰囲気やお好みに合わせて選んでみるのも楽しそうですね。

アスプレニウムの花言葉も

アスプレニウムの花言葉は「あなたは私の喜び」「真実の慰み」「雄々しい」というものがつけられています。

「雄々しい」は、アスプレニウムが断崖や谷などの険しい山に生えていることから、そのアスプレニウムを見つけた時の喜びから「あなたはあたしの喜び」、見つけた時に歩き疲れた心情を晴らすことから「真実の慰み」とつけられたようです。

まとめ

アスプレニウムについてみてきました。一口にアスプレニウムと言っても種類がいくつもあります。

また、アスプレニウムは観葉植物ですが、戸外で育てると丈夫になりますが、冬は室内に入れないと寒さで枯れてしまうので、鉢植えにして育てるようすると、季節に合わせて場所を変えることが可能になります。

他にもいろんな観葉植物を楽しんでみてくださいね。

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