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バスボムの作り方!子供と自由研究にも/色や形&アロマオイルで香りも楽しめる

バスボムの作り方!自由研究にも

キャンドルに、サッシェ、ルームミストなど、昨今ではエッセンシャルオイルを用いた様々なクラフトが人気を博しています。
その中でも近年とりわけ人気が高いクラフトがバスボムです。

手軽で使いやすいこと、気軽にプレゼントしやすいことが人気の理由に挙げられていますが、「簡単に作れちゃう」点も見逃せない要素でしょう。

そんなバスボムを簡単に安全に楽しく作る方法について紹介していきたいと思います。

目次

バスボムの簡単な作り方

まずは、ベーシックなバスボムの作り方を紹介していきましょう。

用意するもの

  • 重曹 大さじ2
  • 天然塩 大さじ2
  • クエン酸 大さじ1
  • お好みの精油  1~5滴
  • 水 適量
  • 霧吹き
  • ボウル
  • 型になるもの

作り方

  1. ボウルに重曹、クエン酸、天然塩、精油を入れる。
  2. 霧吹きで水を少しずつ加えながら素材を混ぜ合わせていく。
    (一番難しい行程です。ボソボソなる程度に加えていくのが量として理想的。)
  3. ラップに包んで、固まるまで半日から1日ほど冷蔵庫で寝かせて完成。

ポイント

  • 精油は揮発性があり、時間を経ることで芳香物質は気体に還っていきます。
    それに伴い必然的に香りは失われていくため、精油本来の香りをそのまま引き出したい場合は、入浴時にバスボムを入れる直前に精油を混ぜ込んでいくのがオススメです。
    この場合、ボウルで素材を混ぜ合わせる段階では精油を加える必要はありません。
  • あくまで、使う精油の量は厳守しましょう。
    日本のアロマテラピー最高機関であるAEAJ(日本アロマ環境協会)では沐浴法(全身浴)で使えるアロマ精油の上限量は1~5滴とされています。
    また精油によっては刺激が強い精油は量を抑えるのがベターです。例えば柑橘系のベルガモットやオレンジスイートなどは皮膚に炎症を起こす可能性もあるので多量の使用は注意が必要です。
  • 型は固定力が高い物を選ぶのがベターです。
    サランラップで球体に固める方法もありますが、あくまで人の手で成形していくため不格好になってしまうことも。
    例えば球体に作りたいなら、ガチャポンの殻などは最高のアイテムになります。

子供と楽しむ自由研究にも!

100%オリジナルに作れるバスボムは自由研究のネタにも大変オススメです。
ここでは自由研究に適したバスボム作りのポイントを綴っていきましょう。

作る上での注意点

せっかくの自由研究。どうせなら楽しく作りながら纏めていきたいですよね。
だからこそ、精油を取り扱う上での注意点に気をつけましょう。

  • 皮膚に精油がついてしまったとき。肌に炎症などを起こしかねないので、早急に大量の水道水で洗い流しましょう。精油は水溶性ではないため、一見この対処法は無駄に思えますが、この状況では、物質的に精油を皮膚から排除する事が優先されるため有効です。
  • 重曹、クエン酸などの素材は、人の肌に触れて問題ない物をチョイスしましょう。

今や、これらの素材が100均ショップで揃うという実に便利な時代となりましたが、必ずしもその全てが「人の手で直に取り扱ってOK」というレベルの安全性が約束されているとは限りません。
例えば重曹は和菓子作りで使う「食用可」のものが安全ですね。
それと同じく、当然ですが、精油もアロマテラピーに使う精油を選びましょう。

created by Rinker
学研ステイフル(Gakken Sta:Ful)

形や色の変化を楽しむのも!

工夫次第で他とは違うオリジナリティーに富んだ物を作れるのは紛れもなく工作の醍醐味ですね。これは言わずもがなバスボムにも当てはまります。

形に変化を付けてみよう

例えば形も前項で挙げた球体だけでなく、星☆ハート♡、最近では動物の形もあります。前項の「1:」で混ぜ合わせた素材を型に流し込むだけですから、簡単にアレンジできちゃうのが嬉しいですね。

型もシリコン型クッキー型などありますが100均で揃っちゃうので、是非工作用に何種類か確保しておくのがオススメです。ちなみに個人的には、成形が綺麗に仕上がるという理由でクッキー型を強くオススメします。

様々な色で彩りを。ハーブでアレンジも!

また、前項「1:」で素材を混ぜ合わせる際に粉末食用色素(色粉)を加えることで色とりどりのバスボムが作れちゃいます。

色粉以外にも前項「1:」の段階でお気に入りのハーブ(ドライハーブ)を混ぜ合わせてみるのも素晴らしいアレンジですね。ハーブを使う場合は、例えばラベンダーなら花の部分を切り取りフードプロセッサーなどで細かくすれば、粒が均等になりやすいので、綺麗に仕上がります。

色や形はもちろん、アロマオイルで香りの変化も

さて、バスボムを作る過程で型や色粉を用いることでよりオリジナルなバスボムが作れるということを紹介してきましたが、アロマオイルを自在に組み合わせることで他とは一風変わった香りをバスボムに反映させることも可能です。
本項では、筆者オススメのブレンドの一例を紹介していきましょう。

甘い香りでリラックスを

  • ジャーマンカモミール 2滴
  • ベンゾイン 1滴
  • ベルガモット 1滴

「マザーハーブ」とも呼ばれ、心に落ち着きをもたらす作用のあるジャーマンカモミールをメインにしたブレンド。甘さの中に垣間見える干し草のような香りは好みが分かれるため、甘い香りを持つベンゾインと柑橘系のベルガモットで全体のノートを柔らかくしてみました

美容を目指すに最強のブレンド

  • ゼラニウム 2滴
  • ラベンダー 2滴
  • ローズマリーシネオール 1滴

保湿性に優れ、女性ホルモンの調整にも優れたゼラニウム。皮膚に柔軟性をもたらす万能の精油ラベンダー。肌のアンチエイジングに非常に高レベルな効能を持つローズマリーシネオールのブレンドです。
正直ド定番の組み合わせですが、3種ともお互いに相性が良い精油であることや、ラベンダーとローズマリーはお互いにシソ科を科名に持つことから非常に纏まった香りに仕上がります。

ドライハーブのラベンダーを混ぜ込むことでシナジー効果も期待!(ハーブを使ったバスボムは、お茶パックなどで包み、麻縄等で括って使いましょう。)

南国風バスタイムに仕上げるならこれ!

  • オレンジスイート 1滴
  • レモングラス 1滴
  • イランイラン1滴
  • サンダルウッド 1滴

南国のリゾートをイメージしたブレンド。オリエンタルなイランイランとサンダルウッドでリラックスしたベースを作り、オレンジスイートと、これまた柑橘系の香りを持つレモングラスを用いることでより開放的な雰囲気を演出してみました。
柑橘系精油の使用を最小限に抑えつつもフレッシュな香りを出すべく、抜け道的にレモングラスを使うのがポイント。

せっかくのリゾート演出ですから、バスボムの色もオレンジやエメラルドなど明るいパステルカラーで彩ってみるのがオススメです。

高級感溢れる至福の空間演出で女子力アップ

  • ジャスミン・アブソリュート 1滴
  • ネロリ 1滴
  • イランイラン 1滴

南国風の開放的な甘美さをもつイランイラン、「夜の女王」(!?)の異名を持つエキゾチックなジャスミンアブソリュート、中世ヨーロッパで貴族の令嬢たちに愛され、甘さと苦みを湛えた気品漂うネロリ・・・多くの有名香水の主要素材にもなっているこれらの精油の共演はまさに「精油界のオールスター」と呼ぶに相応しいですね。

普段のバスタイムをよりエレガントに演出してくれそうです。
バスボムの色もパープルなど妖しい・・というか、いかにもなカラーをチョイスしましょう。

お子さんに精油の効能やバスボムの色を突っ込まれたときの言い訳は用意されるのがよろしかろうと存じます・・・(笑)

まとめ

さて、長くなりましたがバスボムの作り方やアレンジ方法について紹介してきました。
本項でも述べたとおり、簡単に作れちゃうクラフトだからこそ作り手の発想や、工夫次第で無限に「違う」バスボムが生まれるのは非常に魅力的ではないでしょうか?

また、この記事では「子供の自由研究におけるバスボム作り」に若干フォーカスしてきましたが、お子さんと一緒に作ってみることで色んなアイディアを出し合ってみたり、精油チョイスの作業を通じて会話の幅を拡げてみるのも良いのではないかと思います。

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