ハーブ

クリーピングタイムは グランドカバーに! 種からの育て方と種類・おすすめのハーブも

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皆さんこんにちは。ガーデニングで大変なのが、雑草を抜いたり害虫対策だったりしますよね?

今回はハーブの特徴の一つでもあるグランドカバーについてご紹介したいと思います。

もう一つのタイムの魅力を是非お楽しみください。

グランドカバーにもなる、タイムの種からの育て方

ハーブが草丈がそんなに高くなく、根を張り、葉や茎が地を這って生えていく特徴が多いことからハーブをグランドカバーに植えるのも素敵です。

グランドカバーとは、地面を隠すために植えられる植物のことを言います。

タイムは草丈が30㎝くらいまでに生長することから、グランドカバーとしてよく植えられることが多いハーブの一つです。

タイムは茎を上に伸ばすタイプと横に伸びるタイプがあり、グランドカバーとしては横に伸びるタイプを用いることが多いのですが、横に広がるタイプとして有名なタイムがクリ-ピングタイムと呼んでいます。

クリ-ピングタイムは多湿を嫌い、タイムの中でも寒さに強いタイムです。

栄養が少ない土でも育てることができることからも好まれる理由のひとつですね。

タイムはシソ科の植物ですし繁栄力も強いことからグランドカバーに最適なんですね。

クリーピングタイムの育て方

そんなクリ-ピングタイムの育て方って?
原産はヨーロッパ、北アフリカ、アジアと幅広く生息しています。
有名なコモンハーブが立性であれば、這う様に生長するクリ-ピングタイムはほふく性と呼ばれています。

耐寒性や耐暑性にも適度に強く、背丈が10㎝から15㎝ほどになります。

4月から6月にピンクや白の花を咲かせます。

クリ-ピングタイムを種から育てる場合は蒔き時期は3月のはじめから4月の終わりがまき時です。
日当たりや風通しの良いところで育てるのがおすすめです。

日本では関東より南などの地域であれば、特に防寒対策は必要ありません。

酸性の土を苦手とするので石灰土などを使うと良いと思われます。

ハーブ用の培養土があればそれを利用すると良いでしょう。

水やりは乾燥よりも湿気を嫌うのでなるべく土が乾いてきたら水をたっぷりあげるようにしましょう。

冬場はお水の回数を減らし、土の表面が乾いて2,3日おいてから水をあげるのが好ましいでしょう。

沢山収穫したあとに追肥をする場合は、時期は4月から6月9月から11月の間に液体肥料固形肥料などを与えます。

タイムで注意することは肥料が多すぎるとハーブの香りが薄れるということです、肥料のあげすぎは禁物ですね。

タイムは害虫の心配が無い反面、株が蒸れることで根や茎が腐る恐れがあるので湿度に注意しましょう。

タイムのいろいろな種類と特徴

タイムは300~400もの品種があると言われる、人気のハーブです。香りも品種ごとにそれぞれ特徴があります。今回は二つほどご紹介しましょう。

レイタータイム

タイムは毎年品種改良や新品種が開発されるハーブですが、グランドカバー用に開発されたハーブで、匍匐(ほふく)性のレイタータイムという新種があります。

背丈も5㎝程度で、踏みつけなどにも強く、道路や公園などの植え付けに利用されています。
生長が早いので、増やしたくない方にはおすすめできませんが芝生用に使えるので住宅環境としても使いやすいんです。

コモンタイム

有名なコモンタイムは生長が上に伸びるのが特徴ですが、コモンタイムは食用の香辛料としての利用がおすすめです。

お料理への用途としては肉の臭み消しやシチューの味付けなどで使われることが多いタイムです。

通常タイムと言えばこのコモンタイムのことを言います。

他にもグランドカバーにおすすめのハーブは?

タイムでご紹介させていただいたグランドカバーですが、芝生の代わりとして花も咲かせ、ハーブによってはハーブの香りから防虫対策にもなり環境的に私たちの身体にも地球にも優しいエコな庭を演出することができるんです。

そこで、今回はグランドカバーにおすすめなハーブをいくつかご紹介させていただきたいと思います。

ペニーロイヤルミント

ほかの植物を枯らしてしまうくらい繁盛力が強いミントですが、ペニーロイヤルは比較的繁盛力は穏やかです。

根が放射状に広がり踏むことでさわやかな香りが広がります。

夏場などの防虫効果もあるのでおすすめです。

アジュガ

ブルーの絨毯と言われるくらいの青い花を4月から6月に咲かせます。

日当たりの悪いところでも良く育つシュードガーデンと呼ばれています。

地植えだと特に水やりは必要ありませんが、春から夏にかけて置き肥するか液体肥料を与えると良く育ちます。

アップルミント

さわやかなリンゴの香りがするミントです。香りとは裏腹にシソ科なので繁盛力が強いミントです。5月から9月頃に白かピンク色の花を咲かせます。

強いハーブなので地植えの場合、水やりなどが必要ありませんが、ほかの植物と植える場合仕切りなどで区切ることをおすすめします。

まとめ

いかがでしたか?今回はグランドカバーをご紹介させていただきました。

グランドカバーの利点は、自生が強いハーブを一緒に植えることで雑草や害虫が寄生したりしなくなります。また、栽培も楽ですし、刺激などにも強いのでガーデニングを一段と楽しむことができるんですね。

オシャレでガーデニングの空間を楽しめるグランドカバープランツを是非取り入れて見てはいかがでしょうか。

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