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パキラの植え替えの方法!植え替え後はどうする?失敗しないお手入れも

パキラの植え替えとお手入れ

パキラは生長が早い観葉植物なので、長く育てていると鉢が窮屈になってきてしまいます。購入してから約2年ほどが経つと、鉢が窮屈になり根を伸ばせなくなっているかもしれません。

そこで、植え替えという作業が必要になってきますが、パキラの植え替えはどのようにおこなえばよいのでしょうか。何かコツはあるのでしょうか。

今回は、パキラの植え替えの方法や植え替え後の管理の方法、そして失敗しないためのお手入れの方法をご紹介します。

目次

植え替えの方法

パキラの植え替えの目的は、根を増やすスペースを確保することと土への栄養補給です。ですから、植え替えをしないでいるとパキラが生長しなくなってしまい、枯れてしまうこともあります。

株が大きくなってきて鉢とのバランスが悪くなってきたときや購入から2年以上たっているとき、鉢底から見えているときや水が土にしみなくなってきたときは植え替えをするようにしましょう。

植え替えは、5月中旬~9月中旬が適した時期となっています。

新しく使う土は、観葉植物用の土や赤玉土(小粒):腐葉土やピートモス:軽石を7:2:1の割合で混ぜたものがおすすめです。

パキラを植えている鉢の土は乾燥させておくと、植え替えがしやすくなります。新しい鉢は依然使っていた鉢より一回り大きいものを用意しましょう。

新しい鉢に鉢底ネット、鉢底石を入れて鉢の1/3ほどまで土を入れます。パキラの株を鉢から引き抜き根についている土をやさしく揉んで落とします。全部ではなく、1/3ほどを落とせば大丈夫です。

この時腐った根などは切り落とすようにしましょう。根を整えたら、パキラを新しい鉢の真ん中に置いて縁から2~3cmしたくらいまで土を入れていきます。

土を入れ終わったら割りばしなどで土の表面をつつき根の隙間まで土を入れていきましょう。そのあとは、鉢底から流れ出てくるまで水やりをして植え替えの完成です。

次に土ではなくハイドロカルチャーで育てているパキラの植え替えの方法をご紹介します。

ハイドロカルチャーで育てているパキラの植え替えは、購入して1年以上経っているときや根が黒くなって根腐れしているとき、日照不足で元気がない時などには植え替えをするようにしましょう。

まず丁寧にパキラの株を取り出し、根を軽くほぐしておきましょう。根についているハイドロボールもすべて取り除きます。

伸びすぎてしまった根や腐った根はこの時に切り落としましょう。同じ器にまた植えるときは、器もきちんと洗っておきましょう。

器に2/3ほどまで根腐れ防止剤とハイドロカルチャー用の肥料を入れます。その上に洗ったハイドロボールを入れてパキラを植え付けます。割りばしなどを使って根の隙間にも入れ込みましょう。

これでハイドロカルチャーで育てているパキラの植え替えが完成です。

土で植えていたパキラをハイドロカルチャーに植え替えると、根が適応せずに枯れてしまうこともあるので気を付けましょう。

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植え替え後はどうする?

パキラを植え替えた後は、根に負担がある状態です。

直射日光に当てることはしないようにしましょう。植え替えた後はレースカーテン越しの窓辺などの柔らかい日差しに当てるようにしましょう。

風の当たらない明るい日陰で管理をし、水やりは土が乾いたのを確認してからおこないましょう。葉水はこまめにおこなうのがおすすめです。

植え替えた後のパキラには、肥料は厳禁ですので与えないようにしましょう。

1週間ほどたって、幹をゆすってぐらつかなくなれば根付いたということです。根付いたら、1週間ごとに置く場所を変えていき、少しずつ光の量を増やしていきましょう。

失敗しないお手入れの方法も

https://twitter.com/09_knhr/status/1756365907784618104

丈夫で育てやすいパキラですが、失敗しないお手入れの方法はあるのでしょうか。

パキラが枯れてしまう原因として多いのは、水のやりすぎです。水をやりすぎることで根腐れを起こして枯れてしまうのです。

パキラに水やりをするときは、土が乾いていることを確認してからにしましょう。また、室内で育てていると受け皿を使いますが、受け皿にたまった水は捨てるようにしましょう。

また、暗すぎる日陰で管理していると間延びしてしまったり枝が細くなってしまいます。日陰でも育てることができるパキラですが、できるだけ日光に当ててあげるようにしましょう。

まとめ

パキラは生長がはやいため、1~2年で植え替えが必要になります。

植え替えをするときは、清潔な道具と土を使うようにしましょう。根をやさしくほぐして腐った根を取り除くことも忘れないようにしましょう。

植え替え直後は鉢底から流れ出るくらい水やりをしますが、そのあとは土の表面が乾いたのをきちんと確認してから水やりをおこないましょう。

ハイドロカルチャーで育てている場合でも、植え替えは必要です。新しい容器に植え替えるときは根腐れ防止剤とハイドロカルチャー用の肥料を入れておくと、パキラが元気に育ちます。

植え替え後は根が弱っているので、直射日光に当てたり肥料を与えることがないように気を付けましょう。

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