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ジャスミンの育て方!地植えと鉢植えの違いや剪定の適切な時期や方法も

ジャスミンの育て方

香水やジャスミン茶の原料として使われるジャスミンというハーブはご存じですか。

香りがとても良いことからジャスミンは「香りの王様」と呼ばれることもあるそうです。

ジャスミンティーにできるジャスミンは、「茉莉花(マツリカ)」という種類のジャスミンになります。

ジャスミンはリラックス効果や痛みの緩和などにも効果がある聞くので、自分で育て使うことが出来たらいいな、と思ったことはないでしょうか。

今回はジャスミンの基本的な育て方や地植えと鉢植えの違い、またジャスミンの剪定の方法や時期についてご紹介します。

目次

ジャスミンの育て方

ジャスミンの種まきは十分に暖かくなってくる3月下旬〜4月下旬頃、または9月下旬〜10月下旬頃に行います。

種まきの時期はジャスミンの品種によって変わってくるので、種まきの前にきちんと確認してから行うようにしましょう。

水やりは、土の表面が乾いたらしっかりと水やりをするようにします。

底から流れ出してお皿に溜まったお水は捨ててくださいね。鉢底皿に水が溜まっている状態にしてしまうと、根腐れの原因となってしまうので気をつけましょう。

梅雨の時期は、水が多すぎると枯れてしまう原因となるので雨の当たらない軒下などに入れておくのが良いかもしれません。

ジャスミンは南国植物なので、寒さには弱く日当たりを好みます。

なるべく日当たりの良いところに置くようにし、冬場は室内に入れてあげるようにしましょう。

また真夏の日差しは強すぎるので、葉焼けを起こしてしまうこともあります。夏場は半日陰に置くのがオススメです。

花は7〜9月頃、夜に白い花を咲かせます。花はジャスミンティーにつかうことができます。

肥料は2〜3月頃の寒肥としてハーブ専用の肥料や油かすを入れてあげましょう。また、5〜6月にも追肥すると成育が良くなります。

地植えや鉢植えの違いと育て方のコツ

https://twitter.com/9clLZuoDBhoiDjC/status/1446615167387590661

ジャスミンは地植えだけでなく鉢植えでも育てることが出来ます。

地植えでジャスミンを育てる時には、フェンスやラティスに絡ませて育ててあげると良いかもしれません。

夏の強い日差しには弱いので、直射日光は当たらない日当たりの良い場所または、半日陰の場所に植えてあげると良いでしょう。

また、土の中が湿りすぎていると根から枯れてしまうので、水はけの良い場所に植えるようにしましょう。

水やり朝か夕方に行うようにしましょう。昼間に水やりをしてしまうと、土に吸収された水が温まってお湯になってしまい根を傷めてしまうので気をつけましょう。

ジャスミンは冬の寒さや霜には弱いので、冬の気温が0度以下になってしまう地域は鉢植えで育てた方が良いかもしれません。

冬場でも3〜5度ほどある地域だと地植えのまま冬越しすることができます。

鉢植えでジャスミンを育てる時には、支柱を立ててジャスミンのつるを絡ませてあげるようにしましょう。

鉢底皿に溜まった水は、根腐れの原因になるので捨てるようにします。

鉢の底から根がはみ出してきたら植え替えの合図です。土を崩さずに優しく植え替えをしましょう。

植え替え後は1週間ほど日陰で育て、根が伸びるのを待ちます。根が伸びてから日当たりの良いところに置き育ててあげましょう。

剪定する時期はいつ頃がいいの?その方法も

ジャスミンは毎年剪定をすることで、花を綺麗に咲かせることができます。

剪定は花が咲き終わってから9月の上旬頃まで早い時期におこないます。

秋から冬にかけてジャスミンは花芽をつけるので、遅い時期におこなうと翌年の花が咲かなくなることもあるので気をつけましょう。

つるを伸ばしっぱなしにしてしまうと、樹形が乱れてしまうだけではなく株が蒸れやすくなり、病害虫の被害にあいやすくなってしまいます。

剪定は太く充実した主となっているつるは残し、脇の細いつるをカットします。2分の1から3分の2ほどまで切り詰めてしまっても大丈夫です。

また、植え付け後つるが伸びてきたら新芽の先端をつみとり脇目を増やしてあげることで、株にボリュームができ花のつきがよくなります。

ジャスミンがかかりやすい病気やよくつく害虫について

ジャスミンは病気にはかかりにくいハーブですが、たまに害虫が発生してしまうことはあります。

ジャスミンにつけやすい虫は、アブラムシカイガラムシハダニなどです。

アブラムシは春から夏にかけて発生し、ジャスミンの汁を吸ってしまいます。

見つけたら補殺するようにし、数が多い場合には殺虫剤の散布を考えてもいいかもしれません。

株を蒸れにくくし風通しを良くすることで、アブラムシの発生を防ぐことができます。

カイガラムシやハダニは春から秋に発生し、葉や茎の汁を吸い生育を弱らせてしまいます。

カイガラムシなどはブラシなどジャスミンが傷つきにくいものでかき落とすのが効果的です。

まとめ

中国などでは不老不死の薬としても使われてきたジャスミン。

寒さや霜に弱いハーブですので、鉢植えにして冬場は室内の日当たりのよい場所に置いてあげると育てやすいかもしれません。

ジャスミンの花は収穫して乾燥させると、ジャスミンティーとして楽しむことができます。

剪定をかねて花の収穫をするのも良いですね。また、花が咲き終わってから早いうちにきちんと剪定をおこなうようにしましょう。

剪定をすることで翌年の花のつきが良くなるので、忘れずにおこないたいですね。

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