よく料理の盛りつけの横に置いてあるパセリは栄養分が豊富なことはさることながら、口臭洗浄効果や消化促進効果があることから料理と一緒に盛りつけされることが良くありますよね。
そんな料理によく使う料理だから、自家栽培できたら便利!と思いませんか?
そのパセリの栽培方法を今回は基本的な栽培方法から紹介させていただこうと思います。
是非今日からパセリの自家菜園を初めて見てくださいね。
パセリの基本的な育て方
パセリを育てる基本的な育て方としておすすめなのが実は苗から育てる育て方なんですね。
パセリは種から育てる栽培方法がありますが種からの発芽までの間に約70日間かかります。
その間には水はけの良い日当たりの良い土が直射日光は避ける、乾燥を嫌うなどの条件が求められるので初めて育てる場合は苗から育てるのがおすすめです。
シソ科などの植物と同じように、セリ科のパセリは日に当たりすぎると葉が固くなってしまいます。
パセリの葉は柔らかい方が食べやすいので、葉を柔らかくするには早摘みをするか半日日陰などで育てるのがおすすめです。
ホームセンターなどにいくと、植え付けの時期が4月から7月なので、早ければ3月頃に苗が店頭に並びます。
ポット苗を手に入れたらプランターや鉢に移すのですが、普通の草花の場合、ポットを逆さにしてからビニールの鉢から外した後、根をほぐして植え替えするのが一般的なのですが、パセリの場合、移植を嫌うことから、根を崩さない様に入れます。
根を崩してしまうと根が弱ってしまうからなんですね。
苗を植えたらプランターの上から3㎝くらい空けて土を入れていきます。
3㎝空ける理由は、水やりをしたときに土が溢れてしまわない様にするためです。
土を平らにして、株元に水をあげたら完成です。
肥料はプランターで育てていると徐々に栄養分がなくなって来ますので、後から追加で肥料を与えます。
追肥をする場合は、2種類の肥料がありまして、置き肥と液体肥料の2種類があります。
固形肥料の場合、エイドボール、液体肥料などであればハイポネックスか花工場などがおすすめです。
固形肥料の場合、一つの鉢に二粒くらい、液体肥料の場合は2~3週間に一回くらいの間隔で与えて下さい。
液体肥料は固形肥料より栄養分の浸透が少し早くなります。
パセリの水やりについては土の表面が乾いたらたっぷりお水をあげましょう。
キッチンなどで育てる場合は、日当たりがあまり届かないので水のあげすぎにあんってしまわないように様子を見ながら与えてくださいね。
パセリを水耕栽培で育てるコツは?
パセリの場合は実は水耕栽培と言う水と肥料だけで育てることができるんですね。
パセリの水耕栽培はどのようにするかと言いますと、まず容器の用意ですね。
ペットボトルやグラスなどを用意します。
水耕栽培も種から育てる場合は吸収の良いスポンジなどを用意すると便利ですよ。
最初に、スポンジを薄い正方形に切ったら、その正方形のスポンジに十字の切り込みを入れます。切ったスポンジにたっぷりと水を含ませ、上に種を置いていきます。
発芽するまでは肥料はいりません。発芽したら液体肥料を作ります。
初めての方はハイポニカ液体肥料などが扱いも簡単なのでおすすめです。
液体肥料は、薄めて容器に移します。
ペットボトルを使うと安定しますので便利です。
ペットボトルは蓋がついている方を1/2切ったら底の方に液体肥料と水を入れて完成です。
水耕栽培のポイントは毎日お水を取り替えることです。
水耕栽培のメリットは、連鎖障害などの土の病気を避けることができるという点です。
また、室内で栽培できるので、気候に左右されないことも水耕栽培のメリットでもありますね。
キッチンで育てる時の注意点
パセリをキッチンハーブとして育てるなら、先ほどの水耕栽培や、もっと簡単なのは再生栽培(リボベジ)などがおすすめです。
リボベジの場合、スーパーで買った苗を捨てないで、水耕栽培の方法で根をペットボトルに水と液体肥料を入れて混ぜておきます。
こちらは主婦の間で人気なので試して見てくださいね。
室内でパセリを育てるなら注意するのは特に温度ですね。
生育温度は5℃は必要です。
また、発芽するのには湿度と光が必要です。蛍光灯が届くところで育てましょう。
室内の場合風通しが悪くなる場合がありますので風通しには注意して、時々換気をしてあげるといいかもしれません。
リボべジ(リボーン ベジタブル/再生野菜)
野菜のヘタなどを、お水につけて水栽培することで、二度目を楽しむ方法です。
根やニンジンなど根菜類のヘタ、他には豆苗や青ネギなどの根が付いた部分を清潔な水につけておくと新しく葉っぱや芽が伸びてきますので、それを収穫して食べることができます。
まとめ
今回はお家で簡単な自家栽培の方法をご紹介させていただきました。
キッチンでお料理をする場合、やはり手作りのハーブをキッチンで必要な分を収穫して使えるのはとても有効的ですよね。
またお料理をしながらハーブも観察できるので目にも優しいですし、可愛い容器に入れてインテリアとてもおすすめなんです。
是非これを機にキッチンハーブを楽しんでみるのも素敵ですね。
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