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ガジュマルの室内での基本の育て方や置き場所の注意点と失敗しない冬越しの方法も!

ガジュマルの室内での育て方

子供の精霊が宿るといわれているガジュマル

神聖な木としてよく知られていますが、樹形が面白いく幹のぷっくりとした感じがかわいいと、観葉植物としても人気があるんですよ。

ガジュマルは大きく育つイメージが強いかもしれませんが、室内で育てることもできるんです。

今回は、ガジュマルの室内での育て方置き場所の注意点、そして冬越しの方法についてご紹介します。

目次

ガジュマルの室内での基本の育て方

ガジュマルは、暖かい地域原産の植物であるため日当たりをとても好む植物です。

室内で管理する場合でも、できるだけ日当たりの良い場所に置くようにしましょう。窓際などの暖かい場所がおすすめです。

耐陰性もあり日陰で育てることもできます。しかし、日当たりが悪い場所で管理していると、徒長したり、生長に影響を及ぼし、枯れてしまう原因にもなります。

夏の直射日光に当たると葉焼けを起こしてしまうので、直射日光の当たらない場所で管理しましょう。レースのカーテン越しなどがいいですよ。

また、エアコンの風が直接当たる場所は避けましょうね。

ガジュマルの中でも、特に斑入りの品種は強い光に弱い傾向があります。明るく直射日光が足らない場所で管理しましょう。

用土は水はけのよい土を選びましょう。市販の観葉植物の培養土などでも十分です。

室内で育てる場合には、腐葉土を使うとカビが生える場合があるのであまりおすすめはしません。

自分でブレンドする場合は、観葉植物用の土、赤玉土、鹿沼土を2:1:1でブレンドするといいでしょう。

土の表面を赤玉土や鹿沼土、化粧砂などの無機質の用土で覆うとコバエの発生を防ぐことができますよ。

ガジュマルは生育が旺盛のため、1~2年に一度は植え替えをしましょう。根詰まりを起こすと枯れてしまうので注意が必要です。

ガジュマルは乾燥に弱い植物です。土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをおこないましょう。

乾燥には弱いですが、常に湿っていると根腐れを起こしてしまいます。

気温が下がる秋~冬は吸水量が下がるので、少し乾燥気味に管理しましょうね。目安としては、表面の土が乾燥してから2~3日経ってから水やりをするといいですよ。

水やりは朝か夕方におこないましょう。昼に水やりをすると、水が温まり根腐れの原因になってしまいます。

また、室内でガジュマルを管理する場合は、毎日霧吹きで葉水をおこなうようにしましょう。葉水をおこなうことで、乾燥を防ぎ、ハダニやアブラムシなどの害虫を予防することもできます。

ガジュマルは、肥料がなくても育ちます。ですが、成長期の夏に肥料をやると、より元気に育ちます。

肥料を与える際は、適切な濃度に希釈した液体肥料を10日に1回、または、緩効性の置き肥を与えましょう。

有機肥料を使うと、虫が湧く原因になるので注意しましょう。秋~冬は生長のスピードが下がるので施肥は不要です。

限られたスペースでガジュマルを育てるには、毎年剪定をおこないましょう。時期は5~7月がベストです。

放っておくと、大きくなりすぎて室内で育てられなくなることもあります。樹形を見ながらこまめに剪定しましょうね。

ガジュマルの置き場所の注意点

ガジュマルは耐陰性がありますが、ずっと日の当たらない場所に置いておくと徒長したり、葉が落ちてしまうことがあります。

ですから、室内で育てる場合も日光が入る場所で管理しましょう。

春~秋は戸外やベランダなど、日がしっかりと当たる場所がベストです。

今まで日の当たらない場所に置いてあった場合は、いきなり日光の当たる場所にはおかないようにしましょう。環境の変化についていけずに枯れてしまうこともあります。

日の当たる場所に移動させたいときは、徐々に移動させていきましょうね。

冬は窓際に置いておくと、夜の寒さで枯れてしまうこともあります。夜は窓際から動かして昼は窓際で太陽の光を当てましょうね。

室内で管理するときは、エアコンの風が直接当たると葉が傷むので注意しましょう。

ガジュマルは寒さに弱い植物です。耐寒温度は5℃までで、5℃以下になると葉が黄色くなり枯れ落ちてしまいます。

そのため、秋の終わりごろには室内に入れて、日の当たる場所で管理しましょう。

日当たりが少なくて心配なときは日中の暖かい時間だけ、ベランダに出しておくのもいいですよ。

冬はガジュマルの生長が緩慢になるので、水やりは土が乾いて2~3日が経ってからおこないましょう。

生長が緩やかになり水を吸い上げる力が落ちているので、水のやりすぎには気を付けましょうね。冬でも毎日、霧吹きを使って葉水をおこなうのを忘れないようにしましょう。

冬に寒さ防止のために室内管理している場合は、春になったときの直射日光に注意が必要です。

いきなり強い光に当てると葉焼けの恐れがあります。ですから、戸外の日陰、半日陰、日当たりの良い場所、と間隔をあけながら移動させ日光に徐々に慣れさせましょう。

まとめ

ガジュマルは大きく育つ植物ですが、剪定をこまめにおこなうことで室内で観葉植物として育てることができます。

乾燥が苦手なので葉水を毎日おこない、水やりも土が乾いたらたっぷりと与えましょう。

日光に当たる時間が短いと徒長したり枯れてしまうこともあります。なるべく日光に当てて管理していきましょう。

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