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クローブスパイスの使い方!ホールやパウダーで効能は違う?

クローブスパイスの使い方

スパイスとしても使われているクローブは知っていますか。バニラのようなとても強い甘い香りと、様々な効能があるスパイスとして知られています。

少しマイナーなスパイスかもしれませんが、クローブは紀元前から使われ続けている歴史の古いスパイスで、スーパーのスパイス売り場には必ずと言っていいほど並んでいるものです。

そんなクローブについて、クローブとはどのようなものなのか、使い方について、ホールとパウダーの効能の違いについてご紹介します。

目次

スパイスのクローブとは?

まずは、スパイスのクローブとはどのようなものなのか、見ていきたいと思います。

クローブというスパイスは、フトモモ科の植物であるチョウジノキの、花が咲く前のつぼみを乾燥させたスパイスのことを指しています。日本では「丁子、丁字(ちょうじ)」や「丁香(ちょうこう)」とも呼ばれています。

原産地はインドネシアのモルッカ諸島ですが、インドや中国、中東地方では紀元前から使われていたという記録もあるほど、歴史の古いスパイスです。

クローブは強い甘い香りをもち、辛味や舌がしびれるような刺激があります。そのため、香りと辛味の要素として料理に使われることが多く、スパイス売り場などではホールで売っていることが多くあります。

クローブは、1年に2回収穫され、そのまま天日干しにします。乾燥の過程でクローブ独特の甘い香りが強くなり、色も茶色く変化していきます。重さも乾燥することで1/2~1/3程度になります。

色は濃褐色になり、形は1,5cmほどの釘に似た形をしています。料理などに使うときは、使用量が多すぎるとスパイス臭さが出てしまうので、少量での使用にするとよいでしょう。

クローブの使い方

クローブの使い方で一番メジャーなのは、料理に使う方法です。

料理にクローブを使うときは、香りを生かす使い方を多くします。ハンバーグやミートソースなどのひき肉料理やそのほかの肉料理に主に使われます。

甘い香りも持っているため、クッキーやサブレ、シフォンケーキなどの香りを楽しむ焼き菓子にも用いられることがあります。

また、チャイやブレンドティーの香り付けとしても相性ばっちりです。独特の辛みと舌への刺激を生かしてカレーなどのミックススパイスとしても活用できます。

ホール状(釘状)のクローブをそのまま食材にさして煮込むポトフなどにもおすすめです。完成してからクローブも抜きやすくてよいですよ。

料理以外にも漢方薬や痛み止め、さび止め、防虫剤、特定のたばこの香りのもとなどにも使われています。

クローブはホールやパウダーで効能は違うの?

クローブにはほかのスパイスと同じようにホールとパウダーがありますが、どちらも効能は同じです。

主にクローブはホールで売っていて、ホールだと香り付けの後取り除けるので便利です。すりつぶしたり砕いたり、ひいたりたたいたりして組織を壊し香りをたたせることができます。ミルを使って粉末にすることもできるので、おすすめはホールです。

パウダーはそのままでも香り立ちは良いのですが、香りの持続力が弱いのがデメリットです。

クローブには、主に口臭予防、鎮痛作用、殺菌・抗菌作用、高い抗酸化作用などがあります。

クローブには消臭効果があります。クローブ独特の強い香りでごまかすというだけでなく、消臭してくれる効果があるのです。

料理に使ったり、口に直接含んでも消臭の効果はあるようです。胃の健康を保つ効果も併せ持つので、消化器官の不調からくる口臭の予防にもなります。

強い抗菌・殺菌作用もあるので匂いの菌を減らすという効果もあります。

また、古くから鎮静・鎮痛効果がある漢方薬として使われていた通り、鎮痛作用もあります。弱いものの麻酔作用もあり歯の鎮痛剤にもつかわれることもあります。

炎症鎮痛効果もあり筋肉痛などの痛みをやわらげたり、香りのリラックス効果も併せて頭痛を軽減させてくれます。

先ほども少し出てきましたが、殺菌・抗菌作用もあり風邪などの病気から体を守り、健康に保つ効果があります。

ニキビや吹き出物、水虫の改善にも効果があります。また、殺菌効果によりカビの対策にも使えますよ。

高い抗酸化作用をもつのがクローブの特徴でもあります。抗酸化作用の強いポリフェノールを含んでいるため、防腐効果や防さび効果があります。

身体が酸化すると結果老化につながってしまいますが、抗酸化作用により身体の酸化を防ぐことができ、ダイエット効果や体を健康に保つ効果、アンチエイジング効果につながります。

ただし、過剰摂取は副作用があるので気を付けましょう。

まとめ

クローブについてみてきましたがいかがだったでしょうか。

あまりメジャーではないスパイスかもしれませんが、様々な効能があり手にしてみたいと思ったかもしれません。

スーパーなどでも手軽に手に入れることができるので、ぜひクローブを使ってみるのはいかがでしょうか。

普段の料理に加えるだけで雰囲気の違った料理になりますよ。

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