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タイムの上手な育て方!地植と鉢植えのメリットデメリット&剪定のコツも

タイムの育て方

皆さんこんにちは。皆さんは料理に香辛料はどんなものを使うことが多いでしょうか?

今回は香辛料で有名なタイムを自家菜園する方法をご紹介したいと思います。

フランス料理などでは良く使われる香辛料であるタイムはトルコなどではハーブテイーとして一般的に飲まれています。

いったいタイムはどのような方法で自家菜園ができるんでしょうか?

目次

タイムの上手な育て方

https://twitter.com/yokoyanen/status/1522341324766076928

香辛料として知られているタイムですが、実は約400種類も存在し、その多くが北半球を中心に自生していると言われている植物です。

一般的にタイムと呼ばれる品種はコモンタイムと呼ばれているものです。

コモンタイムは主に料理の臭み消しとして使われています。

タイムが良質であるというポイントは葉の色つやが決め手になります。

そんな元気なタイムを育てるのには日当たりが良く、風通しが良いところで育てるのが重要になります。

タイムの特徴は耐寒性が強いことと、発芽率がいいことです。

なので季節を問わず育てやすいハーブでもあります。

タイムには蒔き時期が二回あり、4月から5月頃に蒔く春蒔きと呼ばれるものと、9月から10月に行われる秋蒔きというものがありあります。

タイムを種から育てる場合、小さなポットなどに種が重ならないように植えていくのがポイントです。

種から育てる場合は、平鉢や底に置くための底鉢ネットなどがあると便利ですね。

種を浸水処理(※)をしておくと発芽しやすくなります。

元肥の必要性には何通りかの施し方があります。土→肥料→土を1:1:2の割合で土に層を作ります。

または微生物入りの元肥の場合は、最初から土に混ぜ込んでしまうと簡単です。

最初に容器を土で満たしてから両側に元肥を入れて土に栄養分を端から満たしていく方法などがあります。

種を蒔く時は種と種との間隔を1㎝くらい離して蒔きます。

タイムは発芽するために太陽に当たる必要があるので、種の深さ日当たりの良さに気をつけることが大事なんですね。

タイムの土は市販の土で大丈夫ですが、酸性の土を嫌うため、水はけの良い石灰土を選びましょう。

発芽するまでは、霧吹きなどで水をやり土が乾かない様にして、日当たりが適度なところに置いておきます。

発芽する温度は20℃から25℃がベストですね。

それ以上の温度になってくると枯れることがあるので注意が必要です。

だいたい2~3日で発芽してきますので、双葉が出てきたら日当たりの良いところに移動させます。

葉と葉の間隔を2㎝くらい空ける必要性があるので、発芽してきたら間引きを行います。

間引きの方法としては、株と株の間隔を一定に保つために間の株を根ごと引き抜く方法で間引いていきます。

浸水処理とは

コップなどに種と水を入れて昼夜放置しておくことで、発芽率をあげる方法です。タイムの場合、好光性種子なので、日当たりの良いところにコップを置いておくのが好ましいです。

タイムの地植えと鉢植えのメリットデメリット

タイムの苗植えには地植えと鉢植えの2種類の方法がありますがそれぞれ特徴があります。

苗を植える場合は4月中旬から6月中旬または9月の中旬から下旬までが適した時期になっています。

地植えの場合

  • 大きめのシャベルやクワがあると便利ですね。
  • 大きめのバケツや園芸用はさみもあると重宝します。
  • 手袋や長靴を用意したら、土の耕しから始めましょう。

もし、雑草などが生えていた場所にハーブを植える場合は、土の環境をハーブ向きに変える必要があるので雑草などは全部抜く必要があります。

土を15㎝ほど彫り上げたところに20㎝から25㎝くらいの間隔で苗を植えていきます。
土の表面を粗めの土にすると水はけが良くなるのでおすすめです。

鉢植えの場合

鉢底にひくネット鉢底石が必要です。

その上から土を入れていきます。苗を中央に入れたら土を苗の中央に寄せます。

土を固めたら完成です。

タイムの剪定のコツ

高温多湿が苦手なタイムには草が生い茂り日当たりが悪くなることや水はけが悪くなることを控えるために剪定をします。

コツとしては梅雨になる前1/3枝を切り落とすことをおすすめします。

冬前にもう一回剪定を行うことで、葉の香りや葉の艶が違いますので冬前の剪定もタイムには良いようですね。

剪定の仕方

  • 株の下の方の新芽を探します。
  • その新芽を残して芽を刈っていきます。
  • もし下に葉っぱがない場合はその上の芽から剪定していきます。

冬の場合、タイムは冬の気候に準備をして色が灰色になります。

そのため剪定してからの芽吹くまでに春の剪定より時間がかかります

枯れた葉っぱなのか、生きていても灰色になっているのか区別が難しい場合もありますので、慣れないうちは春の剪定でしっかり刈込をしておくと、いいかもしれません。

まとめ

人工的に日当たりや風通しを良くすることで、ハーブは毎年株を増やすことが可能です。

最初は見極めもちょっとコツがいりますが、一回コツをつかんでしまえば、毎年自家菜園で自給自足が可能なハーブです。

植物の性質を知り、共栄する楽しさを是非楽しんでみたいものですね!

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