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ローズマリーの育て方!プランターや鉢植えの土作りと虫や病気のへの対処法も

ローズマリーの病害虫

ローズマリーはハーブの中では比較的強いハーブと言われていますが、手をかけなくてもきちんと育つのかどうか心配になりますよね。

ローズマリーをどのように育てていけば良いのか、また鉢やプランターで育てる際の土はどのようにすればいいのか、ここではまとめてあります。

また、ローズマリーが被害を受けやすい病害虫についても書いてありますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

ローズマリーの基本的な育て方

ローズマリーは夏越しや越冬も可能な育てやすい宿根草です。ですから、ちょっとしたことでは枯れるようなハーブではありません。

しかしもちろんローズマリーにも育ちやすい環境があります。

ローズマリーは地中海沿岸が原産のハーブですので、地中海沿岸に近い環境が育てやすいといえます。先程越冬も可能と書きましたが、強い霜に何度も当たると枯れてしまうことがあります。

寒さに強い方ではありますが、東北より北に住んでいる場合は冬は室内に入れてあげた方が良いかもしれません。

多湿に弱いハーブですので、ローズマリーを育てる際は水をあげすぎないように気をつけましょう。また、土が水はけの良い土でないと、根が蒸れて枯れてしまことがあります。

ローズマリーは水不足になると葉が細くなりますので、それを目安に水をあげるようにしましょう。

種まきや植え替えは成長に適した気温が続く春か秋に行うようにしましょう。ローズマリーは移植が苦手なハーブですので、植え替えをする時には土を落とさずに移植するようにします。

ローズマリーが好む風通しが良いところに置いてあげましょう。日光も好みますが、半日陰でも十分育ちますので参考にしてみてください。

プランターや鉢植えの土づくり

https://twitter.com/maru_427/status/1245277004024307712

ローズマリーをプランターや鉢で育てる時には、土づくりを忘れずに行うようにしましょう。

先ほども述べたとおり、ローズマリーは地中海沿岸が原産ですので、似たような状態の土にする必要があります。

ハーブ用の土を使うことももちろんできますし、自分でミックスして作ることもできます。

自分で土づくりを行う場合は、ローズマリーは酸性土壌を嫌うということを考えて作る必要があります。

まず、水はけを良くし肥料を保持する働きがある赤玉土と、水はけと通気性をよくし土の中の微生物の働きを促進するという働きがある腐葉土を混ぜます。

割合は、赤玉土6:腐葉土4ほどの割合でミックスするのが良いでしょう。二種類を混ぜ合わせた土に、元肥として有機肥料を小さじ1ほど入れます。有機肥料は、ゆっくりと効果が現れるものを選ぶと良いでしょう。

そこに苦土石灰を1Lに対して3gほど入れます。苦土石灰とは、酸性の土壌を中和させる働きがありますので、これを忘れないようにしましょう。

この土を鉢やプランターにうつして使います。土が馴染むのを待つために1〜2週間ほど置くと良いでしょう。

ローズマリーに良くつく虫やかかりやすい病気は?その対処法も

ローズマリーは梅雨などの湿気の多い時期や初夏〜夏頃にかけて虫がついてしまうことがあります。

枯れた葉をそのまま置きっぱなしにしてしまうと虫の隠れ場所になったり病気が飛散してしまうことがあります。

枯れた葉や落ちてしまった葉は気づいたらとるようにしましょう。

ローズマリーによくつく虫には、ヨトウムシというヨトウガの幼虫が挙げられます。ヨトウムシは昼間は隠れていますが夜になると活発に動きはじめます。

また、メイガというガの幼虫もつきやすい虫と言えるでしょう。メイガは黒い糞をし白い綿のような糸を葉に付けます。

どちらも見つけたら取る必要があります。野菜などにも使える殺虫剤やデンプンで虫を固めるタイプの自然派の殺虫剤などを使うのも良いかもしれません。

事前の予防としてはネットを張り、枯れた葉をとるなどが挙げられます。

うどんこ病という葉の病気にかかってしまうこともあります。症状としては、うどんの粉がかかったように葉や茎、花芽などが白くなってしまいます。

うどんこ病にかかってしまったローズマリーは、回復させようがないので、かかってしまった葉や茎などを切り取り処分するようにしましょう。

ローズマリーを置く環境が、高温多湿にならないように注意をしたり、剪定や間引きを適度に行い蒸れないようにするのも予防策になります。

風通しの良いところに置き、剪定をする際に使う道具などもきちんと手入れをするようにしましょう。

まとめ

ローズマリーはハーブの中では比較的強く、育てやすいといえますが、放っておいて育つというわけではないようです。

逆に手をかけすぎて水をあげすぎたりすると根腐れを起こしやすいので、水やりは気をつけるようにしましょう。

また、病害虫の被害を受けてしまうこともあります。アブラムシなどが付いてしまうこともあるので、気がついたらとるようにすると良いでしょう。

高温多湿を避け、風通しが良くなるように剪定や間引きをしていれば、ローズマリーは元気に成長してくれます。

料理に使うことなどもできるので、正しい育て方でローズマリーを大きく育ててみましょう。

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