観葉植物

ウンベラータの植え替え後の育て方!元気がない?葉が黄色になる理由と対処法も

曲がった幹と大きなハート形の葉が特徴のウンベラータ。愛嬌があり観葉植物としての人気がとても高いんですよ。

初心者でも育てやすくおしゃれなウンベラータですが、植え替えをした後に元気がなくなってしまうということも多くあるようです。

なぜ元気が無くなったり、葉が黄色くなるのでしょうか。

そこで今回は、ウンベラータの植え替え後の管理の仕方や元気がなくなる原因、また葉が黄色になる理由を紹介していきます。

フィカスウンベラータの植え替え後の育て方

フィカスウンベラータだけではなく植物全般に言えることですが、植え替えは植物に対して大きな負担になってしまいます。

そのため、フィカスウンベラータも、植え替え後の管理をおろそかにすると、トラブルが発生することもあります。管理方法には、注意しましょうね。

植え替えをしてから2週間ほどは、直射日光に当てないようにする必要があります。とはいっても、日の当たらない場所はよくないので明るい日陰に置いて管理しましょう。

室内で管理する場合でも、日当たりが良いところに置きましょう。カーテン越しなどの柔らかい日が差し込む場所などがおすすめです。

また、その間肥料は与えてはいけません。株にストレスがかかっている状態のところに肥料を与えると、さらにストレスがかかってしまいます。最悪の場合、枯れてしまうこともあります。

肥料を与えるのは、植え替え後2~3週間が経ってからにしましょうね。

水やりも2~3週間と根付くまでは控えめにおこないましょう。土の乾き具合をしっかりと確認し水やりしましょうね。

土が乾いていたらたっぷりと水やりをしましょう。まだ湿っているときは、もう少し時間が経ってからで大丈夫ですよ。

また根付いていない間は、風の当たらない場所で管理するのも大切です。株が倒れてしまうこともあるので気を付けましょうね。

もし植え替えをするときに根鉢を大きく崩したり、根をかなり切り詰めたという場合は、葉を減らし、しばらく半日陰で管理しましょう。

根鉢を適度に崩す程度だった、またはあまり崩さないで植え替えたという場合は、極端な日陰は望ましくないといえます。

直射日光ではない日の当たる場所で管理しましょうね。

ただし、植え替えの時に根鉢を全く崩さないと、新しい用土になじみにくいので多少は根鉢を崩すようにしましょうね。

元気がない?考えられる原因は

ウンベラータの元気がない時に考えられる理由には、何があるのでしょうか。

ウンベラータが葉を落としてしまう場合は、根と葉の量が合わないという理由があるかもしれません。

植え替えの時に根を切り詰めた場合は、葉も減らさないとうまく栄養をいきわたらせることはできません。根の量に合わせて、葉を落とすようにしましょうね。

また、下の方の葉だけを落とし上のほうや新芽は元気な場合は、生理現象の一つといえるでしょう。新芽を動かすために下の方の古い葉が落ちていくのです。

これは、生理現象なので放っておいても大丈夫ですよ。

日照不足で葉を落としてしまうこともあります。暗い場所やあまり日の当たらない場所で管理していた心当たりがある場合は、明るい場所へ移して、様子を見ましょうね。

ストレスに弱いウンベラータは、環境の変化によりストレスで葉を落としたり元気がなくなってしまうこともあります。

この場合は徐々に回復するので、頻繁に場所を変えたりせずに様子を見ましょう。

根腐れにより、ウンベラータの元気がなくなることもあります。

7月中旬までには終わらせたほうがよい植え替えですが、時期を外して植え替えをおこなうと株が弱ってしまったり枯れてしまうこともあります。

寒い時期に植え替えをすると、根がうまく水分を吸収できなくなり根腐れを起こすこともあります。

梅雨の時期、これから蒸し暑くなる時期に植え替えは終わらせるようにしましょう。

また、鉢の大きさが大きすぎることも根腐れの原因になります。

鉢が大きすぎると土の量に対して根が少ない状態になります。そうすると、鉢土が乾きにくくなります。過湿状態が続くことになり、根が腐ってしますのです。

鉢は、前使っていた鉢より一回り大きい鉢、または同じ大きさの鉢を選ぶようにしましょうね。同じ大きさの鉢を使う場合は、根を切り詰めましょう。

根腐れの可能性がある場合は、乾燥状態で管理するようにします。20℃ほどある暖かい場所において様子を見るようにしましょう。

ウンベラータを植え替えるときに、根を傷めてしまい元気がないということも考えられます。根をほぐすときは、傷つけやすいので注意が必要です。

また、根を必要以上に切りすぎると元気がなくなってしまいます。適切な管理をして様子を見るようにしましょう。

葉が黄色になる理由と対処法

 
 
 
 
 
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ウンベラータの元気がない原因は分かりましたが、葉が黄色になる理由には何があるのでしょうか。対処法も併せてみてみましょう。

葉が黄色になる理由

ウンベラータの新芽が動き、上のほうの葉は元気があるのに下の方の葉が黄色い…そんな時は生理現象です。

生理現象により黄色くなった葉は、緑色には戻らずに落ちますよ。

今まであまり日に当てていなかったところに、いきなり日に当てると葉焼けを起こしてしまいます。葉焼けにより、葉が黄色や茶色になることもあります。

反対に、日照不足でも葉が黄色くなることがあるので注意しましょう。

室内での管理の場合は、寒暖差によって葉が黄色になることもあります。部屋の中の昼夜の寒暖差でも変色してしまいますよ。

ウンベラータの株に対して鉢が小さいと、根詰まりを起こしてしまいます。根詰まりで葉が黄色になることもあります。

葉が黄色になった時の対処法

一度傷んでしまった葉は回復しないので、黄色くなった葉は、新しい葉が出るまで待つしかありません。寒くなって自然に落ちるまで待ってもいいですよ。

他の葉の緑を濃くしたい場合は、普段から日を十分に当てるようにしましょう。真夏は日差しが強すぎるので、直射日光には当てずやや遮光しましょうね。

まとめ

ウンベラータの株の元気がなくなる原因はわかったでしょうか。

植え替えはストレスを与える行為です。やらないわけにはいかない作業ですが、傷つけないように注意しながらおこなうようにしたいですね。

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