観葉植物

ウンベラータを剪定して挿し木!水挿しの方法と取り木の仕方や時期も

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ウンベラータは観葉植物の中でも、挿し木が成功しやすい植物です。生育が旺盛なので、発根しやすいんですね。

挿し木をしてみたいけど、実際どうやればいいのかわからない…とお悩みのあなたは必見!ウンベラータの挿し木の方法、また取り木と呼ばれる方法について、詳しく分かりやすくご紹介しています。

ぜひこの記事を読んで、ウンベラータの挿し木に挑戦してみてくださいね。

 

ウンベラータの挿し木!水挿しの方法

 
 
 
 
 
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ウンベラータの挿し木は、生育が旺盛な5~8月におこないましょう。そうすることで、成功率が上がりますよ。

また、一番高く伸びている枝を使うと発根率が高いのでおすすめです。

挿し穂にする枝を、頂点の方から数えて5~7節くらいのところで切ります。節の上を切りましょう。

先端の葉1~2枚のみを残して、他の葉をすべて取ります。植物の体力消費を最小限してあげるのが目的ですよ。

挿し穂の切り口は斜めに切ると、表面積が大きくなり水を吸いやすくなります。切り口から出てくる白い樹液は、触ると肌荒れやかぶれてしまうことがあります。触らないようにしながら、キレイに洗い流しましょう。

直射日光が当たらない明るい室内で、水に挿して発根を待ちます。容器はコップなどなんでもいいですよ。透明の容器を使うと、発根が分かりやすいのでおすすめ。

容器の水は、毎日取り替えてきれいな状態を保ちましょう。

ウンベラータの挿し穂の切り口全体的に発根したら、鉢上げをして大丈夫ですよ。

土は観葉植物用の土をつかうとお手軽です。ウンベラータを土に植え替えたら、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水やりをしましょう。

鉢上げして2週間はストレスがかかっている状態なので、室内で安静に管理してあげます。1ヶ月ほどが経ったら、元のウンベラータの管理と同じでいいですよ。

水挿しは簡単ですが、暑い時期におこなうと水がぬるくなってしまいます。そのまま放っておくと、だんだん腐ってしまうので注意しましょうね。

挿し木と取り木の違いは?

ウンベラータを増やす方法には、挿し木、水挿し、取り木があります。

挿し木と水挿しは、土に挿して発根させるか水に挿して発根させるかの違いですが、取り木とはどのような方法なのでしょうか。

取り木と挿し木の違いも見ていきましょう。

そもそも取り木って何?

取り木とは、一言でいうと幹がつながったまま新しい根を出させる方法のことです。

詳しい方法は、まず幹や枝の途中部分、根を出させたい場所に傷をつけたり表皮をはぎます。そこから根を出させて、ある程度発根したら切り取り新しい株を得るようになります。

幹や枝の傷つけた部分に栄養分が溜まり、発根を促進させ苗木を作るんですね。

幹が太い植物や、挿し木などでは発根しにくい植物にとる場合が多い方法ですよ。

ウンベラータは、挿し木だけでなく取り木で増やすこともできます。

挿し木と取り木の違い

挿し木と取り木の決定的な違いは、幹から離して発根させるか、幹とつなげたまま発根させるかという部分です。

挿し木では、完全に元の幹と切断してから発根させますが、取り木では幹がつながったまま発根させます。

挿し木は、挿し穂をかなり小さく切り詰めるため大きく生長するのには少し時間がかかってしまいます。一方取り木は、元の幹からの栄養分をしっかりと吸収するため挿し木よりも早く大きな鉢植えができます。

しかし、取り木では一度に多く増やすことはできません。何株か一度に増やしたい場合は、挿し木で増やすといいですね。

挿し木と比べると、取り木のほうが失敗の可能性は低いでしょう。

数を多く増やしたいときには挿し木、一株を早く大きく育てたい場合は取り木で増やすのがおすすめですよ。

取り木の仕方や適した時期も

ウンベラータの取り木は、4月下旬~6月が適期です。暖かい時期におこなうのがいいんですね。

取り木したい節を決めたら、そのすぐ下の表皮をはいでいきましょう。取り木したい部分の上下2カ所に切り込み入れて、その切込みをつなぐように縦に一本切り込みを入れます。縦の切り込みから、包帯をはがすようにはいでいくと、簡単に表皮がはがれますよ。

表皮をはいだ部分から出てくる白い樹液はべたべたしていて、固まると厄介です。フローリングや服につくと取れなくなってしまいます。ですから、新聞紙を敷いて霧吹きなどで洗いキッチンタオルで拭きながらおこないましょう。

皮をはいだ部分に、水で濡らした水苔を巻き付けていきます。水苔はケチらずたっぷり使うのがポイントです。

水苔をしっかりと満遍なく巻き付けたら、その上からビニールで覆っていきましょう。水分が逃げないように上下をしっかりと幹に縛りつけましょうね。

ウンベラータの株に水やりをおこなうときに、取り木にしたい部分の水苔にも水やりをします。少しずらすと水やりができるように、ビニールの重ね合わせを工夫しましょうね。

約40日で、傷をつけた部分から発根します。しっかりと発根したのを確認したら、水苔を取っていきましょう。水苔は全部取ろうとすると、根を切ってしまうこともあるので、簡単にとれば大丈夫ですよ。

水苔を取ったら、根の下の部分で切り取って新しい鉢に植え付けます。植え付け直後は、直射日光に当たらない明るい場所で管理しましょう。

もし、葉がしおれてしまう場合は葉の数を減らすといいですよ。

植え付けをして1週間ほどしたら、緩効性肥料を置き肥を与えます。徐々に日光に慣らしていき、1~2か月経ち、根付いたら元株と同じ管理にして大丈夫ですよ。

1ヶ月半経つと、元株のウンベラータからも新芽が出てきます。

まとめ

ウンベラータは生育が旺盛なため、挿し木でも成功率が高い植物です。さらに成功率をあげるためには、取り木に挑戦してみるのはいかがでしょうか。

取り木もあまり難しい方法ではないので、一度挑戦してみてもいいかもしれませんね。

ウンベラータを上手に増やせますように。

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