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クリスマスローズを種から育てる方法と種まき時期や種の取り方と保存方法も!

クリスマスローズ種からの育て方

クリスマスローズは、冬に花が咲くため彩りのない冬の花壇に華やかさを与えてくれる植物です。お店では、種と苗の両方を売っているのを見かけたことがあるかもしれません。

種を採取したり、種から育てるのも比較的簡単なクリスマスローズですが、種から育てる場合はどのように育てればよいのでしょうか。

今回は、クリスマスローズを種から育てる方法、種まきの時期、また失敗しない種の採取の方法と保存方法についてご紹介します。

目次

クリスマスローズを種から育てる方法

クリスマスローズの種まきの適正時期は9月下旬~10月中旬となっています

赤玉土(小粒)とバーミキュライトを8:2でブレンドした用土に種をまいていきます。4号(12センチ)ポットに15~20粒くらいを目安にまいていきましょう。

種をまいたら覆土を1cmくらいかぶせます。その上から、ベントーレやダコニールなどの殺菌剤をじょうろで散布します。3週間に一度は殺菌剤を散布するようにしましょう。

発芽するまで4~5か月ほどかかります。直射日光や強風、雨の当たらない場所で管理するようにします。雪の季節は庭先の雪の中にポットごと埋めることもできます。

寒すぎるときには夜だけ玄関に入れるなどして寒さをしのげるようにしましょう。この時、暖房に当てると乾燥しすぎてしまうので、当てないように気を付けましょう。

発芽したら午前中は日光に十分に当てます。本葉がそろったころからは週に1回ほど2000倍に希釈した液肥を与えましょう。

種まきに適した時期は?

クリスマスローズの種まきは、採取した直後にまく方法と秋のまき時期まで土の中に保存してからまく方法の二通りの方法があります。

こぼれ種でもクリスマスローズを増やすことはできますが、採取してすぐにまく場合は、早いとゴールデンウィーク頃には採取できるので5月頃には種まきをおこないます。

種を採取したらゴミや未成熟の種子を取り除き、殺菌消毒をしながら吸湿させます。殺菌剤はダコニールやベントールなどがおすすめです。

庭にそのまま種をまく場合は、苦土石灰などで土を中和させておくようにしましょう。ポットの種まきするときは無菌の赤玉土にそのまままくことができます。

赤玉土はできれば硬質のものを使うようにしましょう。見当たらない場合には、赤玉土に軽石かバーミキュライトを1~2割ほど混ぜたものがおすすめです。

秋のまき時期は9月下旬~10月中旬となっています。保存していた種をまくときには、この時期に種まきをおこないましょう。

種をまいたら水やりをしっかりとおこないます。

発芽はどちらも翌年の1月頃になります。発芽までは土の中の乾燥や過度の過湿に気を付けるようにしましょう。

失敗しない種の取り方と保存方法も!

クリスマスローズの種は、放っておくとさやからはじけ飛んでしまいます。こぼれだ種でも増やすことはできますが、株と株の間隔などが気になってしまうかもしれません。

そのようなときは、種が落ちないようにしておくと失敗せずに種を取ることができます。

クリスマスローズの種は、早いとゴールデンウイーク頃には採取することができます。はじけ飛んでなくなるのを防ぐために、4月中には一花ずつ茶こし袋などをかけておくのがおすすめです。

茶こし袋をかけておくと、種がはじけ飛んでも茶こし袋の中にとどまります。種を採取したら、茶こし袋を外し枯れた花弁や雄しべを取り除きます。

新しい茶こし袋にパーライトかバーミキュライトを大さじ山盛り5杯と、クリスマスローズの種を20~30粒ずつ入れます。

タッパーなど水がこぼれないよう蓋のできる容器と水苔を用意し、1000倍に薄めたダコニールやベントールなどの殺菌剤で水苔を湿らせます。

容器に湿らせた水苔と茶こし袋に入ったクリスマスローズの種を入れます。2日間ほど水苔で茶こし袋ごとくるんでおきます。

これは、乾燥してしわが寄ってしまった種に水分を含ませるためにおこないます。しわが寄った種がない場合は30分ほど浸すだけでも大丈夫です。

18センチ以上のポットに赤玉土(小粒)と一緒に入れて水をかけ、湿らせた状態で風通しの良い日陰で保存しましょう。この時期は、低温処理の時期のため家の中に入れたり、直射日光や雨に当てないように気を付けましょう。

土の乾燥防止のために鉢の上に水苔を置き、3~4週間に1回ほど殺菌剤を水をあげる代わりにポットに流しこむようにすると良いでしょう。

まとめ

クリスマスローズは、放っておくと種がさやからはじけ飛んでしまいます。種を採取したいときには、事前に茶こし袋などをかぶせて準備しておくようにしましょう。

種を採取してすぐにまく方法と、秋まで保存しておく方法がありますがどちらの場合も発根は11月頃、発芽は翌年の1月頃になります。

発芽しないから、と途中で諦めないようにしたいですね。また種を保存している間や種まきをおこなった後は、乾燥のしすぎや過湿にならないように気を付けるようにしたいですね。

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