マリーゴールドは、日本でも多く販売されていますので、ご存知の方がとても多い植物だと思います。
しかし、ハーブだということは知らなかったという方も少なくないのではないでしょうか。ハーブ、ということはもちろん身体に取り入れた時などに効果や効能を期待することができます。
マリーゴールドティーには、どのような効果や効能があるのでしょうか。また、自分で育てたマリーゴールドをお茶にすることは出来るのでしょうか。
マリーゴールドティーのアレンジもご紹介していきます。
マリーゴールドティーの効能
まず、マリーゴールドティーにはどのような効果や効能があるのでしょう。
マリーゴールドには、たくさんの栄養素があるのですが、ルテインとカルテノイドという成分に注目することができます。まずルテインは、目に良いと言われていて、目を病気から守る働きや目の疲れを軽減させる働きがあります。
パソコンやスマートフォンなど画面を見る時間が長いという方には、マリーゴールドティーはおすすめです。
また、カルテノイドには、ガンを予防する働きや、老化を防止する働きがあることが分かっています。カルテノイドの働きと他の効果や効能があわさって、アンチエイジングにも期待が寄せられるハーブですね。
他にも、利尿作用や発汗作用、また解毒作用もあるため、熱などの風邪やインフルエンザなどにも良いとされています。
風邪など喉の炎症が気になる時は、マリーゴールドをティーとして飲むだけではなく、うがい薬としても使うことが出来るのです。
また、冷え性を解消してくれたり、血行促進にも役に立ちますので、寒くなってくる秋〜冬の時期にマリーゴールドティーを飲むのは、とても良いかもしれませんね。
マリーゴールティーの作り方
では、自分の家で育てたマリーゴールドをお茶にするにはどのような方法があるのでしょうか。
まず、お茶にするには乾燥させる必要があります。マリーゴールドを乾燥させる主な方法は、2種類あります。
一つ目の方法
- 咲いているマリーゴールドの花だけを収穫します。
- 軽く水洗いをしたあと水気を切ります。
- ザルなどにキッチンペーパーを敷き、重ならないように日干しをする。
二つ目の方法
- 咲いているマリーゴールドを茎ごと切って収穫します。
- 花だけの収穫と同じように、軽く水洗いをして、水気を切ります。
- 葉を減らし、直射日光が当たらない風通しの良い場所で1本ずつ逆さまに吊るします。
どちらの方法でも、触った感じが乾燥していれば完成です。天気や温度などによって変わりますが、目安は約1週間ほどです。
そして、完璧に乾燥させたあとは、瓶などの密封容器に入れて保存します。
マリーゴールドティーとして飲む際は、茶葉大さじ一杯に熱湯を注ぎ、5分ほど蒸らしてから飲んでください。
もし、お茶が残ってしまったという時には捨てずに、次の日にそのままうがい薬としても使うことができますよ。
おススメのブレンドも!
マリーゴールドティーはシングルで飲むことはできますが、風味がほとんどありません。ですから、他のハーブなどとブレンドして飲むことをお勧めします。
例えば、マリーゴールドとレモンバーベナをブレンドしたお茶は、さっぱりとしたレモンの香りがし、すっきりとした飲み口です。これは、疲労を感じた時などに飲むのがお勧めの組み合わせです。
また、マリーゴールドとエルダーフラワーの組み合わせも疲労回復や、リラックスに役に立ちます。
また、美肌に気を使っている方は、抗炎症作用を高めるためにカモミールとマリーゴールドの組み合わせが良いかもしれません。
マリーゴールドもカモミールも抗炎症作用がありますので、肌の炎症を抑えてくれる働きが期待できます。この組み合わせの際は、カモミール:マリーゴールドを2:1でブレンドすると美味しくいただけます。
まとめ
マリーゴールドには、効能がたくさんあります。
目の疲れを軽減させてくれたり、目の病気から守ってくれるなど、パソコンやスマートフォンを日々使う現代人にあったハーブとも言えます。
また、冷え性を解消してくれたり、血行促進してくれる作用によって、近年増えていると言われる冷え性から脱却できるかもしれません。
自分で育ててお茶にする方法も天気に気をつけさえすれば、難しくはありません。
ぜひ、自分で育てたマリーゴールドを乾燥させてお茶にして飲んでみるのはいかがでしょうか。
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