皆さん、いかがお過ごしですか。こんな寒い冬は風邪も流行る時期…。
マスクにレモングラスの精油を吹きかけて、風邪を乗り切ろう!なんて思ったりします。
レモングラスは殺菌、消毒、風邪予防、虫が嫌う香りとして、手作り虫除け&殺菌スプレーとして一個は持っておくと便利ですよね。
今回は、そんな冬場に最適なレモングラスの育て方を紹介しちゃいますよ!
レモングラス初心者でも簡単な苗の育て方
レモングラスなんて、アロマショップでしか買ったことない…。とお思いですか?
実は、初心者でも簡単に栽培できるんです。
今回は初心者でも簡単に育てることのできるレモングラスの育て方をご紹介したいと思います!
レモングラスとは
レモングラスはインドやスリランカなどの熱帯地方で自生するハーブです。
その歴史は古く、インド古来の伝統医学、アーユルヴェーダでも取り入れられてきたハーブとして親しまれています。
レモンと同じ含有成分のシトラールを含有し、レモンのような強い香りを持つことが名前の由来になっています。
なぜ、古くから医学にも取り入れられてきたのか?
レモングラスは古くから、消化器系や、循環器系など、身体のあらゆる不調に活用されてきたハーブだからです。
あるときは食事と一緒に調理したり、あるときは虫を寄せ付けない生活の助けとしてです。
こちらのハーブはもともと高温多湿を好み、熱帯育ちの植物です。
なので、日本で育てる場合、冬は室内で育てる必要があります。
イネ科の多年草であるレモングラスは、レモンよりは少し甘めの香りがします。
利用法としてはフレッシュハーブとしてもドライハーブとしてもご利用いただけます。
ドライハーブだと、長めの期間、保存することができますね。
ご家庭で育てるときは苗から育てるのが一般的です。
寒いのがとっても苦手な植物ですので、冬越しは室内をおすすめします。
冬越しをするのは5℃以上の温度を求められます。
鉢植えでも地植えでも育てることができます。
草の丈幅が1メートルほどになるので間隔をとって植えましょう。
日当たりが良く、風通しが良い場所を好み、水はけのよい土を好みます。
植えるときの土はハーブ用の土を使うことをおすすめします。肥料の配合も良く、初心者さんでも安心して使用することができますよ。
実はこのレモングラス、地植えは水やりが必要ないのです。
日照りで土がひび割れるほどの乾燥で無い限りは大丈夫です。
プランターや鉢で育てるには?
レモングラスは熱帯の地方の植物です。
なので、効率的なのは、冬を越すことを考えるより、毎年苗を買ってきた方が簡単です。
プランターや鉢で育てる場合は、土が乾いてきたらたっぷり水をあげましょう。
肥料などはレモングラスの場合、有機肥料がおすすめです。
熱帯出身のレモングラスの場合、肥料が、弱アルカリ性の肥料が向いています。
日本の肥料の場合、弱酸性の肥料が多いことから、最初は石灰を混ぜて、その後から、園芸用の土を混ぜて育てるのがおすすめです。
また、鉢で育てる場合であれば、水はけを良くするために、底に軽石を敷き詰めたりするのがおすすめです。
レモングラスは育つと葉が生い茂り蒸れて、風通しが悪くなったりします。植える間隔を考慮することも大事です。
鉢やプランターをベランダで育てる場合は、レモングラスは高さも育つので、洗濯物や日当たりに影響しない場所を選ぶのをおすすめします。
種からの栽培方法
種から育てるポイントは、発芽する温度を25℃くらいに保つことです。
また、ビニールハウスなどを作り、熱風が籠もる状態を作ってあげることが肝心です。
そのためにはビニール袋などを使って、蓋をするだけで充分環境は整います。
時間や手間が惜しい場合は、苗からの栽培がおすすめです。
種から育てる場合最低限必要なものを下記にご紹介いたします!
- プランター(底が深いもの)
- 玉子のパックや、イチゴのパックの入れ物など。
- じょうろ(室内でも育てる場合、中型や小型がおすすめです!)
- 筒状の形をしたしゃべるなどがあると便利です。
- 小さいしゃべる
- 園芸用ばさみ
- 手袋
レモングラスは葉が細長く鋭いので、最初は手袋などをして作業することをおすすめします。
レモングラスでポイントとなるのが、水やりの注意点です。からからの乾燥でもなく、ひたひたの潤った土でもありません。
レモングラスが水分を吸って、土が乾いてきたな、とわかった時期に水をやるのが適当です。
まとめ
いかがですか。少し難しく感じる方も多いのでは?
しかし、なれてくると意外に簡単なレモングラスです。
冬に向けての熱いスープのお供や、逆に冬越しを考えて、夏場のレジャーに向けて消毒スプレーを用意したり、自然とともに暮らすことで、心豊かでいられる様な気がします。
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