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エキナセアの効能と副作用は?ハーブティーの作り方とインフルエンザ予防に!

エキナセアの効能

エキナセアは北米原産のハーブで、キク科の多年草です。

北米のネイティブインディアンが風邪などの予防に使ってきたことは有名で、「インディアンのハーブ」という別名を持つほどです。花言葉は「優しさ」です。

花の中心部がトゲトゲしく、ギリシャ語で「ウニ」「ハリネズミ」を意味するechinosに由来しています。

名前の通り、トゲトゲした蕾がつきはじめることが、収穫の時期という合図なんだそうです。

ざらざらとした細長い葉がまばらにつき、花は大きめのデイジーのようなうす紫色の綺麗な花を咲かせるので、ガーデニングを趣味としている人の中でもとても人気があり、世界のいたるところで栽培されています。

エキナセアは9つの種類に分類できますが、その中でも薬用として使用されるのは、「エキナセア・アングスティフォリア」「エキナセア・プルプレア」「エキナセア・パリダ」の3種類です。

いちばん薬効が高いと言われている「エキナセア・アングスティフォリア」は葉や花、茎も含めた全草を、「エキナセア・プルプレア」「エキナセア・パリダ」は茎と根の部分を利用します。

目次

エキナセアってどんなハーブ?効果と効能など

エキナセアは、免疫力を上げてくれるハーブです。

エキナセアには抗菌作用もあり、エキナセアのハーブティーを飲むと風邪やインフルエンザを予防し、感染症などにも効果を発揮するといわれています。

特に「エキナセア・プルプレア」が最も優れた効果を発揮すると言われています。根を煮出した液はのどの痛みに、チンキは、感染症、傷に有効です。

エキナセアの成分が入った軟膏や、エキナセアの液体エキスは、治りにくいとされる傷やヤケドなどにも効果があると言われています。

現代でも、ウイルス性の潰瘍の治療や、抗生物質を使った長期間の治療などにも補助的に使われてるそうです。

ネイティブインデイアンたちは毒蛇に咬まれた時に、エキナセアをパウダー状にして、傷口に擦り込んでなおしていたとも言われています。

それは、エキナセアに免疫力を強化する作用や炎症を抑える作用があることを知っていたからでしょう。

免疫力が増強されると、わたしたちの体内では風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりにくくなるのはもちろんのこと、ストレスなどに対する抵抗力も高まるので、身体の機能が正常に保たれるように働なります。

また、腸内環境を整える作用もあるので便秘も解消され、アンチエイジングにも効果が期待されます。

とはいえ、いくらエキナセアティーを飲んで免疫力を高めたからといって、普段から私たちが免疫力を維持する生活を意識していなければ、せっかくの効果も台無しになってしまいます。

免疫力を高めるには、適度な運動、良質の睡眠、ストレスをためないなどの生活の仕方が重要です。

また、このハーブにはアレルギーを抑える作用もあり、花粉症やアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などに効果を発揮すると言われています。

エキナセアの副作用は?

エキナセアには毒性はないのですが、まれに嘔吐、胃痛、下痢や口の乾き、頭痛、または舌のしびれ、めまいや不眠症などの副作用を引き起こす可能性があります。

また、次に示す方も副作用を起こす可能性がありますので注意してください。

キク科の植物にアレルギーのある方

ブタクサ、キク、マリーゴールド、ヒナギクにアレルギーのある方は、アレルギー反応を引き起こす可能性があります。

これらの植物にアレルギーがでる人は、必ず、エキナセアを摂る前に、かかりつけの病院に問い合わせてからにしてください。

エキナセアの抽出エキスを皮膚に塗ることで、痒みや皮膚の赤み、発疹を起こすことがあります。

自己免疫疾患のある方

膠原病などの自己免疫疾患の方は、免疫システムに影響をあたえるため、症状を悪化させる可能性があるとも言われています。

それはエキナセアに、免疫力を高めるという作用があるので、免疫過剰のために引き起こす症状で悩まされている方には、免疫力を高めてしまって症状を悪くしてしまうということかもしれません。

妊娠中や授乳中の方

妊娠中や授乳中の人は、赤ちゃんへの影響も考えて、控えておいた方がよいという意見もありますが、特に問題ないとする意見もあるようです。

いずれにせよ、個人差があるようなので、お医者様と相談しながら摂取することをお勧めします。

インフルエンザ予防にも効果的?ハーブティーの作り方

エキナセアティーは味にクセもなく、他のハーブとブレンドしやすいハーブです。

香りのあるミント系のハーブと合わせるとスッとした清涼感で飲みやすくなります。

風邪やインフルエンザなど感染症が流行しているとき

⇒ エキナセア+ローズヒップ

ローズヒップを加えることによってビタミンCがプラスされ、エキナセアの免疫力強化とビタミンCの抗酸化作用の相乗効果で、より効果を発揮します。

熱がすでに出てしまっているとき

⇒ エキナセア+エルダーフラワー、エキナセア+リンデンフラワー
鎮静作用がプラスされます。

風邪がなかなか治らないとき

⇒ エキナセア+セージ、エキナセア+レモングラス
セージには全身の強壮作用などがあるため、さらに効果が高まることが期待できます。

まとめ

エキナセアには弱った免疫力を強化し、病気に対する抵抗力を高める働き、抗ウイルス作用、とわたしたちのもつ免疫力に強力に働きかけてくれます。

免疫力を上げることは、アンチエイジングにとってもとても大切な働きをしてくれます。

規則正しい生活を送り、いろいろなブレンドをし楽しみながら、免疫力をアップさせて、元気に綺麗を実現しましょう♪

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