ガーデニング

コキア(ほうき草)の冬越しはできる?気になる病気や害虫対策と花言葉も

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コキア(ほうき草)は、ふわふわとした丸い姿や細長い姿をしている植物です。花壇の縁取りやアクセントとしてもよく用いられていて「ホウキギ」などとも呼ばれています。

カラーリーフとしても知られていて、秋になるとピンク~紅色へと紅葉しますが、コキア(ほうき草)は冬越しをすることはできるのでしょうか。

今回は、コキア(ほうき草)は冬越しができるのかについてや病気や害虫対策、コキアの花言葉などについてご紹介します。

コキア(ほうき草)の冬越しはできるの?

コキアは春に種をまき晩秋には枯れてしまう一年草なので、冬越しをすることはできません。冬になるとコキアは枯れてしまいますが、晩秋に落ちるこぼれ種でも発芽します。

コキアは秋になると紅葉しますが、紅葉が終わると葉が茶色くパキパキになります。この状態になると、種が採取できる状態です。もうしばらく放っておくと種が自然と落ちます。

春になり暖かくなってくると、株元にこぼれ種からの芽が出てきます。

ある程度育ってきたら間引きをおこないましょう。間引きをおこなわないと、1つ1つの苗が小さくヒョロヒョロになってしまったり、病害虫の被害にあいやすくなってしまうので注意しましょう。

本葉が1~2枚あり2cm以下のうちに1本ずつ育苗ポットなどに植えて、その後10cm以下のうちに根鉢を崩さないように注意しながら定植させましょう。

株と株の間は30~50cmほどあくようにしておくと、お互いの株の生長を妨げずに済みます。鉢やプランターで育てる場合は、あまり密集させず6号鉢や8号鉢に1株を目安に植え付けるようにしましょう。

もし暖かくなる前に、こぼれ種から発芽してしまったコキアがある場合は、苗用の霜よけキャップをかぶせて春を待つなどをすると良いかもしれません。

寒い時期に発芽した苗が万が一枯れてしまったとしても、他のこぼれ種があちこちに落ちている可能性が高いので、春になったらまた発芽することも十分に考えられます。

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コキア(ほうき草)の気になる病気や害虫対策は?

コキアは、病害虫対策がほとんど必要がないということが魅力の一つです。害虫の駆除や病気の対策の手間がほとんどないため、初心者の方でも育てやすい植物です。

ただし、日当たりの悪い場所やじめじめした環境で育てると「うどんこ病」や「灰色かび病」などにかかることもあるため注意しましょう。

「うどんこ病」とは、茎や葉が白く粉をまぶしたようになる症状のことで、カビがおもな原因であるといわれいます。

初めはうっすらと白くなる程度ですが、だんだんとうどん粉をまぶしたように真っ白になっていきます。葉の表面に症状が現れると光合成ができなくなってしまい、栄養分を作ることができなくなります。

そのため、コキア全体の生育が悪くなってしまいます。

「うどんこ病」になっているコキアの茎や葉を見つけたら、初期の段階であれば薄めたお酢や重曹などをスプレーするだけでも効果があります。

1週間間隔でスプレーを散布すると効果的です。お酢や重曹のスプレーの効果が見られない場合はできるだけ早くうどんこ病にかかっている葉などを、切り取るようにしましょう。

「灰色かび病」は、花や葉などに水がしみたような淡褐色の病斑ができる症状です。病斑が拡大するとその部分が枯れて腐敗し、灰色~灰褐色のカビにおおわれます。カビにおおわれてしまうと、生育を阻害され枯れてしまいます。

「灰色かび病」は風通しが悪く湿度が高いと発生しやすいため、株と株の間隔を30~50cmはあけるようにし、水やりは株元におこなうようにしましょう。水のやりすぎにも気を付けましょう。

コキアが「灰色かび病」になっているのを見つけたら、周辺に広がる前に切除するようにしましょう。

コキア(ほうき草)の花言葉も

 

 
 
 
 
 
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コキアの花言葉は「恵まれた生活」「私はあなたに打ち明けます」「夫婦円満」「忍耐強い愛」などというものです。

「恵まれた生活」という花言葉は、コキアが観賞用としてだけではなく、種を食用として用いたり、枝がほうきに利用されたりなど、無駄なく利用することができることからつけられたと考えられます。

もう一つの花言葉「私はあなたに打ち明けます」は、明るい緑色の葉が恥じらうようにほほを赤く染めたように真っ赤に染める女性を連想させることが由来となっています。

またコキアは、1月31日の誕生花にもなっています。

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まとめ

コキアは一年草なので冬越しすることはできません。ですが、こぼれ種でも発芽するので一度植えれば何年も楽しむことができます。

こぼれ種から育てるときは、芽が出たら間引きをして苗と苗の間隔をあけるようにしましょう。また、育苗ポットに苗を植えて育ててもいいですね。

病害虫の被害にはあいにくいコキアですが、じめじめとした環境で育てていると「灰色かび病」や「うどんこ病」にかかってしまうこともあります。

他の苗などに広がらないように、適切な処置をするようにしましょう。

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