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グランドカバープランツ日陰に強い種類や常緑で人気のセダムやクラピアなど おすすめ5選!

日陰でも良く育つグランドカバープランツ

グランドカバープランツという言葉を聞いたことがありますか。

日本では、昔から芝生がグランドカバープランツとして使われてきましたが、芝生は手入れが大変だと感じる方も多いのではないでしょうか。

最近では芝生以外の植物をグランドカバーとして使う人も増えて来ているようですね。

グランドカバープランツって、何となく「グランド=地面」「カバー=覆う」という意味は分かるけど、イメージが湧かないという人のために、グランドカバープランツって何?

ということや、グランドカバープランツとして使う植物でおすすめの植物について。

また日陰でも元気に育てることができるグランドカバーに向いた植物をご紹介したいと思います。

目次

グランドカバープランツとは

グランドカバープランツとは、地面を覆う植物また地面を隠してくれる植物のことを言います。

代表的な植物は芝生ですね。草丈が短く幅広く繁殖する性質のある植物が向いています

特に常緑性で日陰でも枯れにくい通年利用できる多年草などだと尚更良いグランドカバープランツといえます。

他にも地面を這うようにして一面を常緑にする植物がグランドカバープランツとして育てられることも多いようです。

グランドカバープランツを植えることで、日陰でも緑を楽しむことが出来たり、冬でも庭でグリーンな色どりを楽しむことができます。

また植え替えの手入れの必要がなくなり、雑草が生えにくくなるというメリットもありますね。

グランドカバープランツを選ぶ時のポイント、直射日光に強く夏の炎天下や乾燥にも負けない、あるいは日陰でも育ちやすく踏まれても丈夫である、地を這うように育つ這い性である多年草でローメンテナンスでよい植物などで、それらを意識して選ぶと、手をかけず元気に育てることができます。

日陰にも強い種類

日陰でも育てることができるグランドカバープランツをいくつかご紹介します。

アオキ

アオキは耐陰性が強く比較的暗い場所でも斑がでるものを選ぶと、暗い日陰に色を添えてくれます。

リュウノヒゲ

リュウノヒゲはジャノヒゲの一種です。

初心者の方でも育てやすく、ほとんど枯れる心配もありません。白い斑の入るジャノヒゲを選ぶと、濃緑色の葉が多い場所のワンポイントとして使うこともできます。

ヒューケラ

カラーリーフの代表的な植物です。小さな花をつけます。

日陰のお庭、シェードガーデン(shade garden)が明るくなりますが、こちらは夏の炎天下には弱いという特徴があります。日陰を明るくしてくれる植物ですね。

リシマキア

リシマキアは寄せ植えでよく使われる植物です。

明るい黄緑色の小さな葉がつき、放任でも育てることが出来るのでオススメです。

他にも次でご紹介しますが、アジュガやディゴンドラなども日陰で育てることができる植物です。

常緑で人気のセダムやクラピアなどおすすめ5選

次に、グランドカバープランツとして人気でおすすめの植物を5つご紹介します。

セダム

セダムは寒さに強く、雪や霜にあたっても枯れにくい植物です。

マイナス25度でも耐えることができるので、冬越しが簡単にできます。

開花期にはピンクや黄色い花が咲き、横にどんどん広がっていく這い性の植物です。

日当たりの良いところでよく育ち、5〜10月の間に挿し芽をすることで簡単に増やすことができます。

クラピア

クラピアは育てるのに手間が少なく刈り込みも不要な植物です。

酸性土壌〜アルカリ土壌までどのような土質でも育てることができます

増殖速度も早いので、あっという間に庭を緑で埋めつくしてくれます。

また、地域によって差はあるものの、3月下旬頃から新芽をつけて緑色になり5月にかけて葉の数が増え緑色のじゅうたんを見ることができます。

5〜6月に開花期を迎え白い小さい花が咲きます。

アジュガ

アジュガは匍匐(ほふく)性でマット状に広がる植物です。

開花期は春頃で、青紫色やピンク色の可愛らしい花を多数咲かせます。

直射日光には弱いですが、日陰で育てることができるので、シェードガーデンに植えるとよいかもしれません。

ディコンドラ

ディゴンドラは這うように伸びる常緑性の植物です。

耐寒性と耐暑性はありますが、踏圧(とうあつ※)にはあまり強くありません。

冬場は葉は痛みますが根は枯れず、春からまた見頃を迎え青々と茂ってきます。

丸いハート型の小さな葉が可愛らしく、3mm程度の小さな花がさきます。

※踏圧(とうあつ):踏みつけること

ユキノシタ

ユキノシタは半日陰か明るい日陰で育ちます。

湿った土を好み乾燥には弱い植物です。冬越しをすることはできます

春〜初夏に白色の花が咲き、花びらの下2枚が長いのが特徴的な花です。

手で簡単に抜くことが出来るので、増えすぎた時に整理しやすいというメリットもあります。

まとめ

グランドカバープランツを植えてみたいけれど、芝生はむずかしそうだしどうしよう、と考えている方はぜひこの記事などからご自分の好きな植物をグランドカバープランツとして植えてみるのはいかがでしょうか。

草丈や日陰でもそだつのかどうか、というのは植物によって変わってきますので、植える場所などによって種類を選ぶといいかもしれません。

手をあまり掛けず、ローメンテナンスで緑を楽しむことが出来るので、ぜひグランドカバープランツを取り入れてみてはどうでしょう。

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