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オリヅルランボニーの育て方!水やりのコツ&剪定や株分けの時期や方法も

オリヅルランボニーの育て方

オリヅルランの中でもお手入れが特に簡単といわれているオリヅルラン・ボニー

葉が内側にカールしているのが特徴的な観葉植物で、ハンギングプランツとしても人気があります。

大人気のオリヅルラン・ボニーを育てるときに、どのようなことに注意して育てればいいのでしょうか。

今回は、オリヅルラン・ボニーの特徴育て方剪定の方法株分けの方法についてご紹介していきますね。

目次

オリヅルラン・ボニーの特徴

オリヅルラン・ボニーは葉先が内側にくるんとカールしているという特徴があります。葉は細く、真ん中に斑が入っています。

ランナーがたくさん伸び、先端に子株を付けます

耐陰性はありますが、日光不足になると斑が薄くなったり丈夫な株が育たなくなってしまいます。

寒さにはやや弱く、暑さには強い性質を持っています。

子株は新しい環境にもなじみやすく、適応能力が高い植物でもあります。子株のうちから日当たりの悪い場所や屋外などで育てていると、置かれた環境にすぐに慣れてその場所ですくすくと育っていきます。

オリヅルラン・ボニーの育て方

オリヅルラン・ボニーは、直射日光を避けた日当たりの良い場所で管理していきます。

特に真夏の直射日光に当たってしまうと葉焼けの原因になるので注意しましょう。レースカーテン越しの日光などで十分ですよ。

明るく風通しの良い場所においてあげるといいですよ。

冬は3℃ほどまでは耐えることができます。しかし、霜や冷たい風に当たると一気に葉が傷んでしまうので気を付けましょう。

10月頃になり気温が下がったら、屋外で育てている場合も室内へ入れるようにしましょう。気温が10℃前後になると生長が緩慢になります。ですから、10℃以下にならないように管理しているといいですよ。

室内での管理は、エアコンの直風が当たらないように注意します。直接エアコンの風などが当たってしまうと、葉が傷んでしまいます。

春~秋の生育期には、月に一度ほど緩効性の化成肥料を与えるようにしましょう。冬は生育が止まるので、肥料は必要ありません。

オリヅルラン・ボニーを育てる用土には、市販の観葉植物の培養土がおすすめです。自分でブレンドする場合は、赤玉土(小粒)と腐葉土と川砂を5:3:2の割合で配合しましょう。

生育のスピードが速いオリヅルラン・ボニーは、毎年植え替えをするのが良いでしょう。植え替えは5~9月におこないましょう。

水やりのコツ&剪定や株分けの時期や方法も

オリヅルラン・ボニーを育てるとき、水は土が乾いたらたっぷりと与えるようにします。常に土が濡れている状態は、根腐れを起こすので避けましょう。

水をやるときは、鉢底から水が染み出るくらいたっぷりと与えます。受け皿にたまった水は捨てましょうね。

冬は水やりの回数を徐々に回数を減らしていきましょう。

環境や季節によって、土の乾き方は変わってきます。必ず水やりをする前に土の状態を確認するようにしましょう。

土の状態の確認は、土の中に指先を入れてみると分かりやすいですよ。指先を土から抜いた時に、土がついてこなければ水やりをして大丈夫です。

だいたい水やりの目安としては、春と秋は1週間に1回、夏は2~3日に1回、そして冬は1~2か月に1回ほどです。

また、水やりのほかに定期的に霧吹きで葉水をおこなってあげましょう。乾燥の予防だけではなく、害虫予防にも役立ちます。

オリヅルラン・ボニーは、株が大きくなって鉢にパンパンになってくると、水不足や根詰まりの状態になになってしまい葉の先が変色してしまいます。変色した部分はもう元には戻らないので、見た目の為にもハサミで切ってしまいます。

株全体が枯れてきたら枯れたところの根元から切ってしまいましょう。根さえ生きていれば春に新芽を出しますよ。

ランナーが増えすぎてしまって気になる場合は、ランナーを切って別の鉢に植えて増やしたり、間引いてもいいでしょう。

また、あまり大きくしたくない場合は冬に根を剪定しても大丈夫です。

オリヅルラン・ボニーのを増やしたいというときは、株分けをするといいでしょう。時期は5~9月が適期です。

株分けの方法は以下の通りです。

  1. 新しい鉢に、鉢底ネットと鉢底石を敷き、鉢の1/3ほどまで土を入れる。
  2. 古い鉢からオリヅルランの株を抜き取り、根についた土を1/3ほど落とす。
  3. 黒くなった根や傷んだ根は、清潔なハサミで切り落とす。
  4. 葉の分かれ目を裂くようにハサミで根を切り分ける。(地際の芽が一株に3つ以上つくようにするとよい。)
  5. 切り分けた株をそれぞれ新しい鉢の中心に置き、縁から2~3cmの位置まで土を足す。
  6. たっぷりと水やりをする。

オリヅルラン・ボニーの株分けは難しくないのでぜひ挑戦してみてください。

まとめ

オリヅルラン・ボニーは、葉がくるんとしていて可愛らしい品種のオリヅルランです。

他のオリヅルランと育て方などはほとんど変わりません。寒さにはやや弱いので冬は室内に入れるようにしましょう。

水やりは土の状態を見ながらおこなうのがポイントです。葉水も忘れずにおこないましょうね。

剪定は剪定はさみ基本はしなくても大丈夫ですが、気になる場合は葉を間引いたり株分けなどをするといいでしょう。

ぜひスタイリッシュなオリヅルラン・ボニーを楽しんで育ててくださいね。

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